日刊ほぼ暴力#振り返り

こんにちは。氷谷八尋です。
今年の初めから毎日欠かさず投稿してきた「日刊ほぼ暴力」ですが、おかげさまで無事365回まで到達しました。マジで?
一年のたつのが速すぎて正直なんも頭が追い付いていません。小説も書いてないし。

そう、私は今年、小説を(ほぼ)書いてない……!暴力更新が負担になったとも言いがたいし、これは完全なる、怠惰……! 許されない……私の中に眠っているアイデアに対する冒涜……不誠実……うう……ごめんなさい…………


とはいえ暴力毎日更新達成によって、確実に身になるものはあったと思っています。
具体的にいうと、良かったことは主に

・note空間上に存在しつづけられた
・文章を公開する心理的ハードルが下がった
・読者を発見できた

の3つですね。

まず、これは確信なのですが、もし毎日更新を自分に科していなかったら私はとっくに「書けね~」とか言い残してこのnote空間から消滅していたと思うので、ちゃんとした小説でなくても無理矢理に書く内容をひねり出して毎日居座り続けてきたのはえらい。まあ存在してるだけで慢心した結果本当に書きたい小説が書けてないのでやっぱり万死に値します。

それと、そもそも私は全体的に教養もエンタメ経験値も足りなすぎるため、こんな風に毎日書いていたらきっと早々にネタが尽きるだろうということは始めた当初から分かっていました。ので、追い込まれた自分がネタ集めのためのインプット行為を進んで行うようになり、創作の引き出しが増えるという効果をひそかに期待していたのですが、結果はまあ……相変わらず浅いフィーリングに頼り、果ては性癖(誤用)をほじくりかえす一方で……インプットの大切さについては改めて強く実感できたかなという次第です……

ただ、以前だったら恥のあまり削除していたに違いない文章も毎日垂れ流して省みずに来たので、もう今さら「やっぱこれダメだ」などという理由でせっかく書けた小説を投稿せずにしまったり削除したりすることはなくなるでしょう。もう恐れるものはないのでバンバン書ける。そのはずです(暗示)

そして言うまでもなくこれが一番ありがたいことですが、確実に読んでくれている方が存在するという実感を得られたことは、書き続けるための強力な支えになりました。はじめはただひたすら壁に向かって打ち続けるつもりだった文章が、誰かにちゃんと受け取ってもらえた……そのことを深く心にとめ、来年こそは胸を張って「小説」と呼べるものをお出しできるよう努力していく所存です。


で、来年はどうしていこうか、ということなんですが。
正直まだ全然定まっていません。

ただ、「日刊ほぼ暴力」は今年で終了します。上にあげた3つのように得るものは十分得たと思うので、来年以降はより一層、自分が本当に書きたいものを書けるようになるという目標へ近づくため、やっていくべきことを模索したいと思います。

あと、毎日更新も、続けば続くほど無益なプレッシャーが嵩んでくる気がしたので止めます。
定期的な投稿は維持していくべきだと思うので、何をするか、どのくらいの頻度にするかは寝正月過ごしながら固めていこうと思います。

一応今考えているのは、三題噺書くとか……創作に関する試行錯誤の過程をそのまま垂れ流すか……
いずれにせよそれは決してメインではなく、ちゃんと、小説を、書きます。書かないと永遠に書けない。2019年最大の学びはそれです。

では皆さん、一年間お付き合いくださって本当にありがとうございました。
よいお年を!

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