月記/202406A
6/1(土)
レーベル絡みで依頼したい件があり高円寺へ。用を済ませロスアプで菊地雅晃スターマイン『hammon』CDを購入し、中野へ。専門学校時代に授業を受けていた先生(5/30の日記参照)の漫画を買いに中野まんだらけに入ってたらなんか見たことあるおじさんが向こうから歩いてきて、よく顔見たら鷲崎健で呼吸が2秒程止まった。夕方に帰り、引き続きレーベル次作CDジャケデザイン作業とライナー編集を同時にやる。
6/2(日)
作業をしているうちに寝落ちしてしまい、朝にまとめてアーティスト側に提出。先方から返事が来、修正してるうちにまた寝てしまう。
6/4(火)
Weekly虹釜の打ち合わせで三鷹へ。不思議な雰囲気の激安アジアンダイニングに行ったが写真撮り忘れた。その後吉祥寺に寄り、ユニオンやブックオフなど物色。帰宅してWeekly虹釜の更新をする。新譜の作業はまた明日以降。
6/6(木)
レーベル次作CDのデザイン作業がいよいよ大詰め、ジャケットと帯代わりのシールを入稿完了させる。次作はとあるテクノアーティストの14年振り完全新作のフルアルバム、前と同じく折紙ジャケ限定生産ライナーつきです。流通無し、ロスアプとかには置きます。7月下旬発売予定。
これで一段落と思いきや、3、4つぐらい案件があるのだった(つってもほとんどレーベル絡みなんだけど)。
6/7(金)
新作ウルトラマンのトレーラーが公開された。今作も新怪獣が多そうなのが嬉しく、デザインも前作ブレーザーの洗練ともまた違った方向で、敢えて昭和第2期っぽいケバさが面白い。
あと主題歌がaccess!!!
中学時代に最初に買ったCDは電気の『KARATEKA』とaccessの1stだった(伊集院光のラジオ番組のOPだったから)。もっともaccessは早々飽きたけど…。
仕事帰りにグランツリーへ。職場の同僚に父の日のプレゼントにつきあってもらった。
6/8(土)
昼から渋谷。R-Lounge開催の秋葉原重工に行き、ミニマルやアシッドを浴びる。ちょうど前日TBSラジオ『アフター6ジャンクション』にてKEN ISHIIが出演し、テクノのDJを披露していて興味がゴリゴリ言ってる感じのミニマルテクノに寄っておりちょうどよかった。アシッドゲルゲ(909state)の後のワタナベヒロシ氏のDJがウチのレーベルの909stateRemixからスタートしてくれてありがたい。
同じ場所で夜開催のトレッキーのイベントも気になったが帰宅。
6/10(月)
仕事帰りに携帯からDOMMUNEのmusicmine特番を聴く。
〈Sublime Records〉の話を前に聞いた事がある自分にとって〈レスザンTV〉の話は特に面白かった。0時以降のタチの悪いオッサン呑み会はまさにこのレーベルの核って感じがするが、それでも今もって先鋭的な物を送り出してるのが面白いし、それだけに最後に中原さんの介護で来ていた黄倉未来さんの真面目な話が印象に残る。
2000年代はmusicmineのサブレーベルであるテクノ部門〈Sublime〉や比較的オルタナよりだがunclassibleな〈HOT-CHA〉〈nanophonica〉の作品をよく聴いていて、ここらへんのバンドよく観に行ってたけどめっきり行かなくなっていた。とはいえ当日の面子だと何度か観てるのDMBQとKIRIHITO(とasa-chang&巡礼)ぐらいなんだけど。ギターウルフやcoaltar of deepersは一回も観た事無かった。
6/11(火)
DJ消しゴムはんこのリリース作業。
[nmpDATA069] DJ消しゴムはんこ/迂回路S
今春活動を再開したDJ消しゴムはんこの復帰第2作。4月リリース『広い過去』と同時期に制作された音源からBPM70/140▶︎130を中心に新たにセレクトされた夢幻テクノ/エレクトロニカ。
6/12(水)
仕事帰りにDOMMUNE、町山智浩の新企画初回で、氏がある種原点である昭和の怪獣映画を語っていたのでついつい集中する。『キングコングの逆襲』(1967)と『怪獣大戦争』(1965)。
水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎/大海獣』大海獣ゼウグロノドンの血を輸血され巨大怪獣と化した鬼太郎に対し日本政府が送り込むという設定で「メカ大海獣」が登場▶︎東映の劇場版でアニメ化▶︎同じ東映アニメーション制作のアニメ版『キングコング』にメカニコング(の原型)が登場▶︎そして東宝で実写映画として本作が制作され…と伝言ゲーム的にアイデアが伝わり、数年後(1974)のメカゴジラ登場に繋がっていく、という話は初耳で面白かった。
6/13(木)
次作新譜CDの本体、ジャケ、帯代わりのシール、さらにお願いしていた推薦コメントも全て届いた。来週告知開始予定です!
昼から散髪ついでに郵便局、早速完成したアルバムをアーティストとジャケ担当に発送する。