マガジン

  • New Masterpiece Magazine

    今年で設立10周年を迎えた電子音楽レーベル、New Masterpieceについての覚書です。

最近の記事

  • 固定された記事

New Masterpieceがこの10年、何をしてきたのか (圧縮版)

▶︎▶︎〈New Masterpiece(ニュー・マスターピース)〉は、hitachtronicsによって2013年に設立された日本の電子音楽レーベルです。東京の異端電子音楽家/テクノミュージシャンであるWOODMANを後見人として2013年9月25日に立ち上げられました。▶︎本レーベルの前身は主宰の同人漫画サークルでした。同年5月に本サークルより発売した大作『One Loop Beyond』のリリースパーティーのタイトルをそのまま流用したものです。この『One Loop B

    • 月記/202411B

      11/16(土) 午前5時にtwitterの垢が凍結。原因がよくわからないが、京都行き含めDMのやりとりをやたらにしていたぐらいしか心当たりが無い。いちおう異義申し立てをする。 この日は学大高架下が食べ歩き祭りみたいな催しをやってたので、ちょっと観に行く。実は髙木完らがDJをやっていたらしい。特に何も食べず、サテライトに寄って(偶然テットさんに会った)帰宅。 11/17(日) 夕方から恵比寿、内畑美里さん主催『umm edition』を観に行く。3月に来日したKim Deo

      • New Masterpiece in KYOTOができるまで (2008-2017)

        ▶︎〈New Masterpiece〉は今月末、京都・外でイベントを開催いたします。本レーベルはもともと、2013年7月に東京と京都の二箇所で開催したWOODMAN『One Loop Beyond』のリリパから発展・設立されたレーベルでして、11年経って同じタイトルで関西、ひいては京都で開催できるとは思ってもみませんでした。というわけで、今回のイベントに行き着くまでの経緯をまとめてみました。 ▶︎客として行ったイベントは▷、主催したイベントは◉として分けています。 ①▷20

        • 月記/202411A

          11/2(土) 幡ヶ谷ForestlimitへVAPERRORに会いに行く。 さよひめぼうさんも実は1年ぶりで、この日は全曲新曲だった。 2019年来日時はラップトップだったVAPERRORのスタイルもメモリスティック一本のDJスタイルに、かかる曲もやたらレイヴィーだった。DJ CAMGIRLは…64bit以降のATRって感じのユーモラスなデジタル・ハードコアでがんがんモッシュが起きる。あとSage HardwareのハナタラシのTシャツが愛らしかった。でも一番気になったの

        • 固定された記事

        New Masterpieceがこの10年、何をしてきたのか (圧縮版)

        マガジン

        • New Masterpiece Magazine
          8本

        記事

          月記/202410B

          11/18(金) 仕事が急遽休みになった。 店を畳む2日前のブックオフに寄ったらなんと棚がガラガラ。閉店セールとはいえこの数日で在庫が全部売れるとは思えず、おそらくだが20(日)までに店の在庫を全部引っ込めろ、と上からの命令があったのだろう。じゃあ客入れんなやとも思うが、表向き「営業中」って事にしないと従業員を稼働させられない、とかどうせそんなような事情なんだろうな。 (※あくまで素人想像なので本気で取らないでください) 夕方から渋谷SMILE、otooto22とhitc

          月記/202410A

          10/3(木) 先日のリリパでの録音をリリースしようと打診するも断られてしまったため、久しぶりに自分でレーベルミックスでもこさえる事にした。いつもならバチクソ時間を消耗するのに、珍しくすんなり選曲とミックスが終わる(とは言っても1日かかったんだけど)。 10/4(金) 職場が全休。ちょうど午後からBandcampFridayだったため、録ったレーベルミックスをもうアップしてしまおうとジャケ用のイラストを描く。昼に終わったのでリリースして外出。 渋谷HMV、先週急な依頼が来

          月記/202409B

          9/15(日)② 以前より日本のレーベルアカウントへ10000越えの大量DLでクレジットを削る嫌がらせが続出しており、弊レーベルにも同様の事象が起きました。 そのため、現在暫定的にFree Downloadやname your priceに指定していた全音源を¥140/¥300に変更しております。ご了承くださいませ。 本件に関しbandcamp側には既に通報済なんですが、9月末の時点で返信が無く(こちらも諸事情と個人的な事情あり返事の催促が出来ていない)、今後Free Do

          月記/202409A

          9/4(水) 夕方から東高円寺UFO CLUB、ロスアプソン30周年記念パーティーへ。メインのRUBBER O CEMENT(元キャロライナー)は前日DOMMUNEでは灰野敬二や中原昌也とセッションしつつ時折会場外に飛び出し暴れまわってたし、さあ今日は生で観れるか…と見構えていたらものの20分てライブ終了(笑)。突風のようなパフォーマンスだった。あのハンペンみたいな着ぐるみ衣装はペスタートリビュートなのだそうな! 大トリに完全へべれけ状態の山辺店長が直球で「Acperien

          月記/202408B

          8/17(土) 9/27(金)のtakyaさんリリパに出演してもらうEARTH 0ことバッファローマッキーとセキグチサトル君の二人に会いに関口邸へ。ライブの意気込みを聞こうとしたところ、マッキーよりポケモンカードのスタートデッキを丸々手渡され、そのままポケカバトルの手ほどきを受ける。『恋のマイアヒ』のような非英語圏のダンスポップを探すの意外と難しい、などそういった話をして23時で解散。 8/18(日) 迷いに迷って冬コミに応募、その手続きを昼に済ませる。夕方から外出、パ

          『Domestic Science』発売記念・takyaディスコグラフィ②/2014-2021, NewMasterpiece編

          CD発売より1ヶ月が経過した『Domestic Science』、ひとまず界隈での評判は概ね好評のようでありがとうございます。彼を知らないテクノ好きにこれをどうやって広めるかが今後の課題です。 takyaの過去作ディスコグラフィに続き、このページでは過去に本レーベル〈New Masterpiece〉のコンピレーションやリミックスなどへの提供曲を紹介していきます。 ちなみに私が初めて彼に曲を要請したのはレーベル設立以前2012年にリリースしたテクノ・コンピレーション『Blee

          『Domestic Science』発売記念・takyaディスコグラフィ②/2014-2021, NewMasterpiece編

          月記/202408A

          8/1(木) 古書店に続き、学大高架下に新しい本屋兼カフェ/バーが出来るそうで、そのプレオープン日だというので見に行ってきた。本格オープンは3(土)だそうで、それからまだ行ってないのだがまた近日行く予定。 8/4(日) 午後からまちあわせで日本橋に。待ち合わせ予定より1時間早く来て行方不明展を(敢えて予約せず空いてたら)見ようと思ったが、そこそこ混雑しておりパス。三越本店でゴジラの展示とパイプオルガンの演奏を聴く。 移動して有楽町に、マルイで『化け猫あんずちゃん』の展

          月記/202407B

          7/16(火) 前日の仕事から帰宅、就寝後夜中に起きてしまったので頼まれたフライヤー裏面のレイアウト作業。夜明けに上がる。そうこうしてるうちに午前10時になったので横浜に出かける。 パシフィコ横浜『巨大恐竜博』、見事なパタゴティタンの全身骨格化石に惚れ込む。大英博物館を模したディスプレイにも感心。その他にもアマルガサウルスなど、竜脚類の骨格も多数展示されており満足。 帰宅後ばったり倒れて起きたのは20時。 7/17(水) 2、3年前にビルの立ち退きでやむなく閉店した近所

          月記/202407A

          7/4(木) 『Domestic Science』CDをユニオンとロスアプに発送、合間を縫って期日前投票に行く。リリパをやる気になってきたのでぼちぼち準備を始めます。 7/6(土) WOODMANの命日でもあるが、新作ウルトラマン『〜アーク』の放送開始日でもあったので9時にテレビ待機。いやあ、前作『ブレーザー』もそうだったけど、丁寧に作っていて好感が持てる。最近のシリーズは登場怪獣のソフビが当日に出る仕組みなので、買いに渋谷へ行く。もちろん今日のBGMはWOODMAN。

          『Domestic Science』発売記念/takyaディスコグラフィ

          ▶︎▶︎本項はトラックメイカー・takya(タクヤ)による2024年の最新アルバム『Domestic Science』収録のライナーノーツから、前半のディスコグラフィ部分を再編集してお送りします。 ▶︎本作よりアーティスト名表記を”takuya”から改めていますが、本人の遍歴を追っていく便宜上、旧表記で統一しております。 ① 199x-2005 / 燐光と混濁▶︎▶︎藤沢を拠点に活動するtakuyaは学生時代、バンドでベースを担当するも肌に合わず、音楽ツクールやPCに偶然入

          『Domestic Science』発売記念/takyaディスコグラフィ

          月記/202406B

          6/15(土) 前回の日記にも書いた通り、MUSICMINEの30周年イベントに行ってきた。 多くの友人知人が足を運ぶだろう1日目より2日目にしたのは、この辺のバンド系を観てなかった/よく観に行ってたキリヒトですら10年以上観てなかったから。8バンド9DJほどで何分長丁場だし、それぞれ持ち時間30分でちょっと物足りないぐらいが体力的にちょうどよい感じ。 前半4つは音源をよく聴いていたか、一時期ライブを観る機会が多かった人達。ASA-CHANG&巡礼はリンクでも録ったが「花」

          月記/202406A

          6/1(土) レーベル絡みで依頼したい件があり高円寺へ。用を済ませロスアプで菊地雅晃スターマイン『hammon』CDを購入し、中野へ。専門学校時代に授業を受けていた先生(5/30の日記参照)の漫画を買いに中野まんだらけに入ってたらなんか見たことあるおじさんが向こうから歩いてきて、よく顔見たら鷲崎健で呼吸が2秒程止まった。夕方に帰り、引き続きレーベル次作CDジャケデザイン作業とライナー編集を同時にやる。 6/2(日) 作業をしているうちに寝落ちしてしまい、朝にまとめてアー