【令和4年度コアメンバー紹介!第7回】藤井陽生さん~参加者から主体者へ~
こんにちは!ひたち若者かがやき会議です。運営に携わるコアメンバーを不定期で紹介していきます!今回は茨城キリスト教大学でひたち若者かがやき会議含む地域活動に励んでいる、藤井陽生さんのインタビューです!
ー 本日はお時間いただきありがとうございます。ひたち若者かがやき会議のことについてお伺いする前に、藤井さんが地域貢献活動に興味を持った理由を教えてください。
藤井さん(以下:藤井):就職活動の際のアピールになるから地域活動したほうがいいよと先輩に言われたのが正直な参加理由です(笑)。
ー しかし、“就職活動のネタ集め”ということだけが目的であれば、都内の大学に進学し地方よりも先進的な活動に参加するという道もあったはずです。藤井さんの中には、「地域貢献」「地元」というキーワードがあるのではないでしょうか。
藤井:そう言われてみると…僕は長男なんです。父親も長男だったので、“長男とはこうあるべき”ということは背中で見せてくれていた気がします。その中には、「家を守る」という要素もありました。年の離れた兄弟は進学の際に地元を離れましたし。だからこそ、こうして地元に残り、できることを模索しているのだと思います。
ー 地元・日立市での生活を軸にされている藤井さんですが、どのような場面で「地元が好きだな」と感じますか?
藤井:よく言われていることですが、穏やかな気候、海も山もあり、常々住みやすい街だと思っています。ついこの間、青森に一人旅に行ったのですが、帰り道を走っているときは日立が恋しくて仕方ありませんでした(笑)。
ー その話は共感です。さて、地域活動の話に戻りますが、ひたち若者かがやき会議に参加する前は、コロナ禍で本来やりたかった地元貢献のための地域活動がほとんどできていないとお伺いしています。
藤井:そうなんです。僕は入学後「HEMHEM」という地域貢献サークルに加入したのですが、実は入学後一度も地域活動ができていません。地域活動の中でも「出店」を経験すると、楽しみながら売上や利益などのビジネス体験ができると聞いていました。地域活動はできずとも、文化祭ならチャンスがあるかな…と思っていたので、結局出来ずじまいになってしまって悲しいです。自分が卒業した高校の文化祭も、そこまで自由度の高い出し物はできなかったので、HEMHEMとして一度は模擬店を繁盛させてみたいです。
ー そうだったんですね。そのような状況も現在少しずつ解消するために、ひたち若者かがやき会議コアメンバーに加入されたんですね。
藤井:そうなんです。同じコアメンバーでHEMHEMの木村先輩に紹介されて、2021年度の若者会議全体会に参加しました。そこでは、地域活動の醍醐味と似たようなものを感じました。異なる年齢層や考えを持つ大人の方と同じ地域課題に向き合って活動するのは、とてもやりがいがあります。難しい話だけでなく、生きる上での知恵(投資など)や、単純に雑談をしているだけでも楽しいし、時に勉強になります。
ー ひたち若者かがやき会議での活動を通してそのように感じてもらえていて、嬉しいです。実際に今期はコアメンバーとしてどのような活動を進めてきましたか?
藤井:今期の活動で最も記憶に残ったことは、BSよしもとに出演したことです。実は今だから言うんですが、かみね動物園の公式キャラクター『かみねっちょ』の着ぐるみを着ていたのが僕だったんです。日立市の代表としてテレビに出て、日立市で愛されるキャラクターになりきり番組を盛り上げることで、みんなを笑顔にできたことは、とても良い思い出になりました。
主体的に、かつ、継続性を持ってできたのは、地域の方とのパンポンイベントでした。開催のキッカケは、「生まれも育ちも日立市なのに、パンポンをやったことがない」という理由からです。実際に企画・運営し、僕自身もパンポンをしてみると、ゲームに熱中しすぎてパンポンのバーを吹き飛ばしてしましました(笑)。ここでは、時間に余裕を持ってイベント等を企画する重要性を学びました。
また、直近では「男女共同参画をすすめるつどい2022」に参加し、掲示物の作成と展示を行いました。そこでは、ひたち若者かがやき会議の紹介パネルをつくらせていただいたのですが、相手に興味を持ってもらうための展示方法を学びました。
新妻:こうやって振り返ってみると、本当に濃い経験ばかりされていますね。特に下期はCAPI(つなぐ)メンバー全員が忙しく、身動きがとりづらかった中、藤井くんたち学生メンバーの活躍が本当に頼もしかったです。さて、藤井くんの今後の展望があれば聞かせてください。
藤井:ありがとうございます。今期はさまざまな面で成長することができました。引き続き来期も成長していきたいです。2度の若者会議全体会を通して日立市の若者の意見を聞かせてもらってたくさんの学びを得たので、茨城キリスト教大学でも同様の会を開いてみたいです。
ー 大学関係者に絞ったら共通言語も多いのでよりたくさんの共感と意見が出てきそうですね。それでは最後に、ひたち若者かがやき会議や日立市に関わることで出てきた夢や目標…”ありたい姿”はありますか?
藤井:日立市の魅力をさらに感じて、地元愛も増しているので、市役所に就職してよりダイレクトに市民のために貢献したいと思っています。
街も、人も、少しずつ動いてきています。コロナを言い訳にせずに、好きなこと・できることから活動し、今では参加者から主体者へとなり地域に貢献している藤井さんのインタビューでした!
引き続き、ひたち若者かがやき会議各種SNSのチェックをよろしくお願いいたします!
■ひたち若者かがやき会議SNS