自然の配色について思うこと
大きな公園に行くと、たくさんの木がある。
ピンクが薄れた緑っぽい桜の木、真っピンクのサから始まる大きな木、花が黄色のいかにも春っぽい木などなど、たくさんあった。
ぱっと空を見上げた時、ちょうどそのピンク、緑、空の水色が一緒に見えて、「綺麗だな」と心から思った。
インテリアコーディネーターとか、ファッションコーディネーターとか色について詳しい人はたくさんいるけど、心から綺麗だなと思えるような配色でデザインすることはなかなか難しいことだろうなと思った。実際に、インテリアや洋服で綺麗だと思ったことは一度もない(私の経験不足かもしれないが)。
絵の上手い人が、よくやっているのをみたことがある。自然の色を表すときに、一色で描くのではなく、その色に近い色、もしくは補色をちょちょっと入れて、その色を表現する。
それが自然の中では勝手に行われているのではないかと思う。
だから、自然の配色は人間が身につけることができないし、自分の所有物として(インテリア)飾ることはできない。
自然にしかできない、偉大さと人間のちっぽけさを感じた。
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