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『そうだ、ミニマリストになろう。Day-13: 手放す代わりに手に入れるもの』

<30日かけて500個近くのモノを処分(主に寄付)する30日ミニマリストゲームを実践中>

コロナで学んだこと

あるニュースサイトで「コロナウィルスでミニマリストをやめた人が少なからずいた」という記事を読んだ。以前はトイレットペーパーなどの在庫を持たず不足する都度近所のコンビニで購入していたのに、コロナでそれができなくなって周囲に迷惑をかけたから、という理由らしい。

ほー、なるほど。

もしかしたらミニマリストに批判的な家族や友人に「それみたことか」と言われたのかもしれない。

う~ん、これどっかで聞いた話だな・・・。そうそう、9/11後のアメリカや、福島原発災害の後の日本の製造業。物流が止まってしまったため、カンバン方式で必要最低限の部品在庫しかもっていなかったメーカーは、部品不足に陥って製品を組み立てられなくなった。現場はパニック!ラインが止まると経済的打撃でかし(場合によっては億単位の損失)。その後、ほとんどのメーカーは部品在庫を多少増やした、と。

世界的に名を知られたグローバル企業だって間違う。そして、学んだ。個人も同じで「これぐらいが適量」というのは、経験から学んで常に調整をいれていくものなんだろうな~。

山ほどモノがある家ならば「うちにはトイレットペーパーが売るほどある!」と大ヨロコビだったかもしれないが、100年に一度のパンデミックにそなえて365日モノに埋もれているのもいかがなものか、とも言える。

そもそも普通の家でもトイレットペーパーが切れそうになったとこ、あるんじゃね?

つまりはいくつならばよかったのか?適量いくつ?ってことなんだろう。

ミニマリストたるもの在庫はゼロでなければならぬという不文律はないし、在庫が0でダメなら2なのか5なのか、数はなんであれ本人にとって適正ならば、依然ミニマリストなのだと私は勝手に信じてる。(そしてパンデミック時のトイレットペーパー切れぐらい、ネタにして笑って許し合おうよ!思う...)

それよりも大切なことは、そういう状況になったときに、「トイレットペーパー分けて!」と言える間柄の友達をもっているかどうか、迷惑をかけることを許し合える人がいるかかな。そこは、ドキッとした。なぜなら、私は「人に迷惑をかけちゃいけない」と思い込んで自分を追い詰める方だからだ。(で、問題をこじらす、というお約束!)

ミニマリストになりま~す!という目的は、「どれだけモノを減らせるか」の競争ではない。

私にとってはまだ「トラタヌ」ではあるが、仮に貯金が増えるとして(ウハウハ!)、時間がもっと生まれるとして(うひひひ!)、さてモノを減らして得た余白に何をいれるのか?  

もう少し、周囲に気づかいできる余裕を持ちたいなぁ。今まで、ほーんとカツカツ待ったなしの余裕なしだったもんね・・・。

しーんとした空間で、呼吸を整えて生きていきたい、と思う。

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さて、久しぶりにドミニック・ローホー著の「シンプルだから、贅沢」を読み返している。いろんなモノを削ぎ落として、生まれた余白を味わって生きる彼女。以前は響かなかった箇所にもハッとするようになった。これは、私の気持ちに少し余白ができつつあるからなのか・・・? いやいやまだまだ、こんなもんじゃないはず~!

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30 day minimalist game

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Day 13: camera, templates, stationary box, stapler, old phone, blood sugar checker, decoration paper, iPhone wristband, folder, pen case

趣味の高級カメラはまだまだ需要があるのでしょうが、気軽に撮れる素人カメラってまだ売ってるんですかね? スマホしか持ち歩かないので、ずっと引き出しの奥に置いたままでした。

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30日ミニマリストゲームとは、

1日目に1個
2日目に2個
・・・
30日目に30個というふうに、モノを手放していくゲームです。無事30日を終了すれば、500個近いモノを減らしたことになります。




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