主線なしイラストを描いてみた工程をタイムラプスで振り返ってみる
ふだんイラストを描くとき、線画でちゃちゃっと描いて、色も1〜2色で記号的に塗るようなことが多いのですが、たまにはしっかりと一枚の絵を丁寧に塗ってしあげてみたい!ということで、前々から大好きだったア・メリカさんの書籍「“主線なし"イラストの描き方」を参考にしながら、細かいところは自己流でイラストをつくってみました。普段のイラストとちがってしっかり仕上げたので、せっかくなのでタイムラプス動画とあわせて、各工程をまとめてみました。
※いつもの絵はこういう感じで、着色は最低限です。
ア・メリカさんの書籍、必買っ!
主線なしイラスト1:クリスマス
クリスマスにこどもたちの好きなものをつるしたツリーを描いてみました。
描いたタイムラプス動画です😉
工程を分解してみる
1.まずはざっくりラフを描いてみる
2.清書してみる
3.水彩タッチ塗ってみた
4.完成したものの…気に入らずやりなおす
5.主線なしイラストに挑戦する
6.各色を1レイヤーに分けて形を着色→形レイヤー
7.形レイヤーの上に詳細レイヤーを追加し「マスクをクリップ」
8.各形レイヤーに詳細レイヤーを追加して明暗や詳細を描き加える
9.ひとつづつパーツを詳細化していく
10.背景も色合いを整えていく
11.全体にかかる装飾などを追加する
12.手触り感を追加したくて水彩テクスチャ(フリー素材)を探す
13.レイヤー最上部に追加し、効果や不透明度を調整
14.完成しました!
クリスマスの絵がかけたので、そのあと年末にもいろいろ描いて試してみました。こちらもタイムラプス動画をとってみました。
主線なしイラスト2:姉弟けんかをやめて
タイムラプス動画
主線なしイラスト3:あのパッケージ
タイムラプス動画
主線なしイラスト4:年始の意気込みジャンプ
タイムラプス動画
今回主線なしイラストを描いてみましたが、詳細レイヤーをかさねて塗り塗りしている時間がとっても楽しい心が落ち着く時間でした。リフレッシュになりそう。主線とベタ塗りでちゃちゃっと仕上げる絵に比べれば当然何杯も時間がかかりますが、完成するととても嬉しいものでした。