見出し画像

【営業編】銀行員時代のマインドセット/提案をしてもいいと判断するポイント

結論から言うと、お客様からの呼ばれ方で判断していました。


 お読みいただきありがとうございます。独立1年目中小企業診断士です。

 顧問先を獲得しようと少しずつ営業を始めたところです。ブランディングとかいろいろ準備した方がいいとか言われている今日この頃です。

 そこで、銀行員時代にどうやって営業やっていたかなと振り返ってみると、冒頭にも書きましたが、お客様からの呼ばれ方を信頼関係のモノサシとしていました。

 引き継ぎ当初は、もちろん名前も覚えてもらえないので、呼ばれ方は「◯◯銀行さん」

 何度か通って仲良くなって名前を覚えてもらえて、「◯◯銀行の□□さん」

 その次に、「□□さん」と社名がなくなったタイミングが、担当者として信頼してもらえたという一つの瞬間。

 ここで初めてお客様も提案を聞いていただける関係に。

 もう一歩上を行くと、銀行の支店にお客様が来店ないしは電話をかけていただいたときに、私が不在で他の人が対応するパターン。
 ここで、「ほんと□□さんにはお世話になっています。この前もね、、」と、思わず話を広げてくださったとき。これはシンプルに嬉しいですよね。

 転勤はつきものの銀行員。お客様にとっては数年おきにコロコロ変わる担当者。それでも、たとえ何人担当者が代わっても「□□さんはいい人だったのよ。」と名前を覚え続けていただけるくらいになろうと真剣に取り組んでいました。せっかくのご縁で担当させていただくわけだし。

 この前も、現役行員と会う機会があり、「今でも□□さんのお話たまにお客様から聞きますよ。今でも覚えられているってすごいですね。」と言われ、思わずニヤけてしました。

 名前の呼ばれ方はシンプルですが、信頼関係を図るモノサシを何かしら持っていると、間違ったタイミングでの営業はグッと減って、受注率や顧客満足度は上がると思います。提案前のスモールゴールとして、達成感もあるので、是非おすすめです。

 カンバンがそもそもない独立した今は、どんなモノサシを持つべきか。これはもう少し時間かかりそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?