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「Inaoなリライト」その29 ~富田 公恵 さんの自己紹介文より

何かを募集した時、真っ先に
応じてくれる方の存在
は、嬉しいものです。

今回「Inaoなリライト」第3弾、
他己紹介ザ・サード版を募集したところ、
真っ先に応募して下さったのが
富田さんでした。

嬉しくて、涙が出そうでした…!

第1弾のリライトを行った時、
砂押 美穂 さんがすぐに
手を挙げてくださったことを思い出しました。
(過去のリライトは
下部のリンクから読めます)

今回のリライトは富田さんの許可を得て、
SNSでも公開してもOKとのことでしたので
下記に皆様にもシェアします!
(注:非公開希望のリライトは公開しません)

なぜ富田さんはオーストラリアの
メルボルンにいらっしゃるのか?


その謎を一緒に解いていきましょう!

(ここからリライト引用)

『「Spread love everywhere you go.
Let no one ever come to you
without leaving happier.」

「あなたに出会った人たちが、
あなたに出会った時よりも
幸せになって去っていけますように…」


マザー・テレサの有名な言葉です。
この言葉を人生の目的にしているのは、
富田 公恵 さん。

…富田さんからリライトの依頼を受けた時、
私は真っ先に
マザー・テレサの映像が頭に浮かびました。

「ワールドワイドに大活躍、愛を伝える」。
「かけがえのない命を、大事にしていく」。
「10代で生まれ育った環境から旅に出る」。

LinkedInで富田さんをお見かけしますと、
オーストラリア、野犬の保護と共生、
秘書や翻訳など、縦横無尽にご活躍される
イメージが私にはすぐ思い浮かびます。
役員レベルのエグゼクティブアシスタント!
できる女性。バリバリのキャリア…?

しかし今回、プロフィールを読むにつれて、
イメージが徐々に変わっていったのです。
そんな富田さんのキャリアを、
マザー・テレサのキャリアに重ねながら
皆様にお伝えしていきたい、と思います。

…さて、マザー・テレサと言えば、
どんなイメージが思い浮かびますか?

「博愛の人。誰にでも優しく、
貧しい人々のために尽くした聖職者」…?


マザー・テレサは1910年、
現在の北マケドニア共和国で生まれました。
18歳の時にアイルランドの修道女会に入る。
1931年、21歳でインドのダージリンに赴任。
1927~1947年には聖マリア学院で
「歴史と地理」を教えていたそうです。
ユーモアあふれる彼女の授業は、
女学生たちの間で大変に人気だった。

…少し、イメージが変わりましたか?

彼女もまた、喜怒哀楽を持った
悩める一人の人間
なのでした。
そう、生まれた時からの聖者、
「マザー・テレサ」ではなかったんです。
同様に富田さんもまた、生まれた時から
現在の「富田公恵さん」ではなかった。


たくさんの紆余曲折があった…。

生まれは、岐阜県揖斐郡の山間部。
オーストラリアのオの字も無かった。
しかし中学生の頃から海外に憧れ、
高校で留学、1年間をオーストラリアで過ごす。

ただ、当時の富田さんは、
後にこの地で長く過ごすことになろうとは
考えていなかった、と思います。
なぜなら、お母さんの次の言葉が
彼女の行動を縛っていたから。

「…商売は大変だよ。
あなたは安定した職業についてね!」


ご両親は、祖父の代から続いてきた
ガラス屋を営んでいました。
ガラス屋の商売が大好きだった父と祖父…。
商売をするために生まれてきたような母…。
お店の栄枯盛衰、酸いも甘いも噛み分けて、
お母さんは富田さんに心からの助言として
こう伝えていたのでしょう。

その言葉に従って、大学卒業後には
「安定した職業」に就きました。
故郷の岐阜県の高校で、
3年間ほど英語教員として働いたのです。

…だが、しかし。

富田さんの心の奥底、
自分の本心までは縛れませんでした。
あらゆる意味での自由を求め、再渡豪!
メルボルンの大学へと進学するのです。

私はこの大胆な行動に、
若きマザー・テレサが故郷を後にして、
アイルランド、そしてインドへ
自分の本心の赴くままに
突き進んでいった情熱と重ねてしまう。

「…私は、ここで生きていく!」

必死で勉強、通訳や翻訳の資格を取得します。
そして、ついに念願の「永住権」取得!
日系グローバル企業、地元の大学などで働く。
現在ではトヨタ、レクサスの
オーストラリア現地法人で勤務されている。

…そんな富田さんは
『動物愛護活動家』としての顔もお持ちです。
私も、ひょんなご縁から
彼女の電子書籍を校正させていただいたので、
その「動物愛」がとても強いことを知っている。

『野犬のイブ
-だから私はここにいてあげる』
『オーストラリア発、
犬も人も幸せに暮らす方法』

これらの書籍を、Amazonから出版しておられる。
(面白いのでぜひ未読の方はお読みください!)

オーストラリアと英語をこよなく愛する。
国境を越えた、人と人との橋渡しを行う。
かつ、人だけでなく動物にも愛を注ぐ…。

「愛にあふれた素晴らしいご活動ですね!
…でも、故郷の岐阜のことは
どう思ってらっしゃるのでしょう?」

もしかして、そう思われましたか?
ええ、どうぞ、ご心配なく。

現在の富田さんは故郷の日本、
特に『地方の活性化』に貢献したい!と
強く思ってらっしゃるのです。

壮大に広がるオーストラリアの大地でも、
生まれ故郷である岐阜県揖斐郡の山々を
忘れることはありません。

毎年、シドニーにて開催されている
「JAPAN EXPO SYDNEY(日本博覧会)」では、
2024年から運営メンバーを務めています。
日本が誇る伝統芸能、観光、物産、食文化を
オーストラリア人に向けて懸命にPRしている。
クライアントへのサポート(通訳、翻訳)や
司会業務を担当しているのも富田さん。

心からあふれる「おもてなし精神」…!
そう、オーストラリアにいるからこそ、
日本ならではの精神も忘れない。


1997年に亡くなったマザー・テレサも、
インドで活動しつつ
それまでに過ごしてきた様々な土地のことを
想いながら働いたのではないでしょうか?
(何しろ、歴史と地理の教員でしたから)

生まれ育った故郷。自分で選び取った土地…。

これらは「二者択一」ではありません。
どちらも等しく愛する。橋渡しをする!
そんな想いを胸に富田さんは、
今日もオーストラリア、メルボルンにて
ご活動中なのでした。

「富田さんに出会った人たち、動物たちが、
富田さんに出会った時よりも
幸せになって去っていけますように…!」


最後に私からのエールを贈って、
今回の『Inaoなリライト』を終わります。』

(引用終わり)

富田さん、ありがとうございました!

※『Inaoなリライト』他己紹介ザ・サード版は
LinkedIn上で、
2024年12月19日(木)まで募集中です。
今回の募集枠は若干名。お早めにぜひ!

※『Inaoなリライト』第3弾の
「他己紹介ザ・サード版」の募集要項は
こちらの記事で読めます。有料版です。
2024年12月19日(木)までの
若干名募集ですので、お早めにどうぞ!↓

※過去の『Inaoなリライト』は
こちらのマガジンでまとめて読めます。
第1弾は 砂押 美穂 さんが真っ先に
応じてくださって、本当に嬉しかったです↓

合わせてぜひどうぞ!

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