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ナミビアの何を知っている?(自問)
2021年11月末のこと。
「ナミビア」という国名が、ニュースに上がった。
コロナウイルスの変異株関連のニュースの中で。
「うーん、怖いなあ」と思った。
何回目かの蔓延に対してもそうなのだが、
それ以上に、
「ナミビア=怖い」と固有名詞と形容詞が
自分の中で安直に結びついてしまうこと、
このことを、怖い、と思ったのだ。
当然なことながら、ナミビアにも
私たちと同じ、人間が住んでいる。
喜怒哀楽が、ある。
「今日のご飯、何にしよう?」と
比較的どうでもいいことで悩み、
「今日のランチは当たりだった!」と
比較的どうでもいいことで喜ぶ、
普通の人たちが、住んでいる。
それらを全部すっ飛ばし、
ニュースは固有名詞を独り歩きさせがちだ。
「ナミビアの何を知っているのか?」
私は、自分に問いかけてみた。
…ほとんど、リンクしてこない。
言葉が、つながらない。
私は、実用地歴提案会を謳っておきながら、
地理上の無知を、恥ずかしく思った。
無知は、スタートだ。
とりあえず「ナミビア」でググる。
その結果を、少しでも共有させていただければ、
と思って書いたのが、本記事だ。
まず、国の場所。南アフリカ共和国の北。
大西洋に面した、
アフリカ大陸の南西部にある国。
ドイツ(一部はイギリス)が植民地としていて、
その頃は「南西アフリカ」と
呼ばれていたそうだ(そのまんまじゃん)。
独立は、1990年。若い国だ。
国名の「ナミビア」は、この国の
「ナミブ砂漠」から来ている。
世界最古の砂漠である。
現地の言葉で「隠れ家」という意味だそうだ
(「何もない」という意味という説もある)。
人口は少ない。約250万人。
人口密度は、約3.1人/平方㎞。
(なお、日本は約1億2千万人、約340人/平方㎞)
文字通り、砂漠や荒野が広がった、
なかなか人に会えない国、なのだろうか…?
いや、それだけでは、なかった。
首都は「ウィントフック」という街だ。
「風の曲がり角」が街名の由来。
この街のWikipediaの記載をコピペしよう↓
『ナミビアの商業、工業の中心地である。
市街は小さく、周囲は砂漠に囲まれており、
降水量は少ない。
教会や図書館、美術館などが整備され、
中世ドイツ風の建物が現存し、
清潔できれいな街並みとなっている。
ショッピングモールがいくつか建っている』
『半乾燥気候で、
最高気温は6月・7月が20 ℃、
9月から4月が25-30 ℃である。
降水量は6-8月はゼロ、
1-3月が月間70mmを超える。
年間で360mmと非常に少ない。
標高1700mに位置するために
年間通して温暖な気候であり、
特に夏でも朝晩は涼しい』
…どうですか?
脳内で「ナミビアへの認識革命」、
起きたんじゃないですか?
広大な砂漠に囲まれた、
中世ドイツ風のきれいな街並みの首都。
風の曲がり角。
朝晩は涼しいカラっとした高原都市。
ショッピングモールも、ある。
…そんなイメージ、
あなたの「ナミビア認識」の中に
あったでしょうか?
どうしても日本にだけ住んでいると、
アフリカ大陸といえば
「サハラ砂漠」「ジャングル」
「サバンナ」「アフリカンシンフォニー」、
そのあたりのイメージが先に来てしまう↓
それだけでは、ないのだ。
アフリカ大陸は、ものすごく、広い。
多種多様な国があり、歴史と地理がある。
興が乗ったついでに
「ナミビア 食べ物」もググってみよう↓
ナミビアでは、特に「肉」が
よく食べられている、とのこと。
「肉好きにはたまらない国」と書いてある。
「ゲーム肉」という、シマウマ、ワニ、
インパラ、オリックス、ダチョウなどの
野生動物の肉も容易に食べられる、という。
もちろん、旧宗主国のドイツの影響もあり、
ソーセージなども美味しいそうだ。
「ブルボス」という強そうな名前の、
「ぐるぐるソーセージ」っぽい料理もある。
ポテトを添えて、よく食べられるらしい。
モロコシやトウジンビエの粉を
お湯で溶かしてこねた、
「オシフィマ」や「パップ」などと
呼ばれるものが主食とのこと。
…このあたりは、アフリカっぽいな。
あと、ローカルフードとして
「モパネワーム」なる食べ物も、ある。
国連が推奨する、究極の自然食!
味はシシャモとか煮干しに近いそうだ。
(ちょっと苦手な方もいると思うので
あえてこれ以上は詳しく書かないけれど…)。
以上、「ナミビア」について
自分なりに調べたことを
取り急ぎ、投稿にまとめてみました。
もちろん、ほんの一部を切り取って
トリミングして書いただけです。
興味が生まれた方は、ぜひご検索を。
…今回はちょっと「ヒストジオ」っぽい
投稿でしたでしょうか。
読者の皆様も、ぜひ、ちょっと気になった
あまり馴染みのない国をググってみては?
新鮮な知識が色々と入ってきて、
脳内で認識革命、起こると思いますよ!
◆本記事のトップ画は、Takaさんの写真です。
Takaさんのナミビア旅行記の記事も読みました↓
合わせてぜひどうぞ!
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