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「言い足りなくて、それでいい」ヒスイの何でもない日記

今日は「言いまくっても、書きまくっても、何か【たりなさ】が残るんだよね」というお話です。

先日、ヒスイの短歌の先生、つるさんが、こんな記事を書いていらっしゃいました。

「いひおほせて何かある」松尾芭蕉

すべて言ったつもりで、
すべて書いたつもりで。
だけど、どこかになにか、残したものがあるような気がしてならない。

こんな感情、きっとみんな持った事があるんだろうと思います。

ヒスイもあります。

短歌を作ってみたり
俳句にしてみたり、
散文を書いたり、
ショートショートをひねり出したり。

そんなときに、ふと、
「…言い足りねえなあ」って
思うんです。

じゃあ、1万字書いたら、言い足りるのか?
2万字書いたらOkなの?って
自分で聞いてみるんだけど、
たぶんきっとおそらく絶対に、

言い足りないんだな。

言い足りないから、いいこともあるんだな。
言い足りないから、誰かとつながろうとするんだな。
言い足りないから。

いひおほせた、そのあとに、じんわりとわいてくるもの。
それが、ホントに言いたい事だから。

今日もまた、絵を描く、文章を書く、声に出す。

「足りないのよ」って

声に出して
また、歩いていく。

結局そんなジタバタが、
一番自分に似合っているような気がしました。

今夜のご飯は焼き鮭です。
分け合って、
わけあって、

そして、生きていく。

それでいいんだな。


言い足りなくて。

#ひとり66日ライラン
#出戻りライラン・笑
#28日目

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ヒスイ~強運女子・小粋でポップな恋愛小説家
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