「140字・20秒の恋歌：60 無尽蔵の詰め替え容器」

きみが最後に残した洗濯洗剤。大きな詰替用が今は空っぽ。
無尽蔵に見えた愛情が空になる前に、何を言えばよかったんだろう。

今朝、私は新しい洗剤を買ってきみの部屋に向かう。
今度は私が、きみをいっぱいにする番。
きみを愛して守って、幸せにする。
もういちど
一緒に洗濯をしようよ。

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ヒスイです。
毎日毎日、140字ビギナーの更新にお付き合いいただき、
ありがとうございました。
皆様のおかげで、なんとか60本が書きあがりました(笑)。
いろいろ調整をして、お盆のkindle出版に備えたいと思います。

無事にkindleで販売が決まりましたら、
またヒスイ日記に上げますからねー！
なお、この140字シリーズはkindleに出版申請するまでは、このまま公開です。
ごゆっくり、お楽しみください。

もういちど。
ありがとうございました。

小粋でポップな恋愛小説家・ヒスイより。