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キャラゲーとシナリオゲーの区別について

ノベルゲーム界隈ではよく論争になっている(気がする)、キャラゲーかシナリオゲーかについてのお話。


これはキャラゲーだ、シナリオゲーだ、はたまたそんな区別すべきじゃない、いやいやそもそも区別できないだとか。

私としては

区別できないというのは同感。ただ、区別すべきだ

と思います。

まず、区別できないというのは、人によって感じ方が違うから。
これは当然です。
例えば、私はSAGA PLANETSの金色ラブリッチェはキャラゲーだと思っています。絶対に。
ですが、シナリオゲーだと主張される方は少なくないでしょう。
もう少し丁寧に言うと、シナリオも比較的良いキャラゲー(もっと甘く言うと、シナリオゲー寄りのキャラゲー)だなと思っています。ゆずソフトのサノバウィッチなどもこれに当たります。


キャラゲー、シナリオゲーの定義はありません。
ただ、一言で言うなら、キャラゲーはキャラの魅力を最重視した作品で、シナリオゲーはシナリオを最重視した作品です。その名の通り。

とはいえ、キャラゲーだからといってシナリオは良くないとか、シナリオゲーだからといってキャラは魅力的じゃないなんてことはありません。

ただ、作品としての傾向(作風?)がこの2つの間で違い、どんな読者を想定して作られているのかはわりと明確です。

キャラゲーが好きな層と、シナリオゲーが好きな層では、同じ作品に対する評価がかなり変わります。
私みたいなどちらかというとシナリオゲーが好きな人からすると、キャラゲーをやったときに何とも言えぬ物足りなさを感じます。だからそれはそういう作品だと割り切れないと楽しめないんですね。逆の場合も同様です。

メーカーがノベルゲームを売り出す時、他人(特に初心者の方)に勧めるとき、これはこんな作品ですよと最初に説明すべきは、これはキャラゲーかシナリオゲーかだと思っています。

だから、区別はすべきだと思うんですね。多くの人がどう感じたかで決まるでしょう。


まとめ

ノベルゲーム作品を人に勧める時は、まずキャラゲーとシナリオゲーのどちらが好きかを聞くこと!(適当)

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