【超ざっくり】今更聞けないけどなんとなくは知っておきたいお酒の種類【超初心者向け】
名前は聞いたことがあるけど、それって結局どんなお酒?
お酒を飲むのは好きだけど、それぞれ何が違うの?
と言う人向けに、お酒に詳しい人からしたらちょっと怒られるんじゃないかってくらい簡略化させてまとめています。
へーってなったり新しいお酒を知るきっかけになれば幸い。
ワイン
ブドウの醸造酒。(※1)
スパークリングワインは名の通りシュワシュワしたワイン。
適温にしてワイングラスで飲む。お酒が注がれている本体じゃなくてグラスの脚を持って飲もうね。
【アルコール度数】13度前後
シャンパン
スパークリングワインのうち、フランスのシャンパーニュ地方で造られて認定されたもの。基本高価だけどその中でもピンからキリまである。
冷やしてシャンパングラスで飲む。
【アルコール度数】12度前後
日本酒
お米の醸造酒。
(50%以下精米してる・すっきりした味わい)
↑大吟醸酒
吟醸酒
本醸造酒
↓特別本造酒
(60%以下精米している・旨味)
「純米〜」は醸造アルコールが混ぜられていないもの。
ややこしいけど「冷や」は常温、「冷酒」が冷たいやつ、「燗」があったかいやつ。
【アルコール度数】15度前後
焼酎
穀類の蒸留酒。(※2)
原料は芋、麦、米、黒糖など多岐。
ロックでもストレートでも水割りお湯割、お茶割り何でもいける。
チューハイは焼酎のハイボール(炭酸割り)。
【アルコール度数】20度、25度
ビール
水、麦芽、ホップを発酵させたもの(麦芽使用率100%)。もしくは麦芽、ホップ、水及び麦、米や果実、コリアンダーなどの香味料等の特定の副原料を使用して発酵させたもの(麦芽の使用率50%以上)。
ちなみに「生ビール」と聞くとお店でサーバから注いでもらったものをイメージしがちだけど、単に熱処理されていないものを「生ビール」と呼ぶので、おうちで飲む缶ビールも生ビールだったりする。
【アルコール度数】平均5度
地ビール(クラフトビール)
一つの製造場でのビールの年間の製造見込数量が2,000ℓ以下の小口醸造ビール。
発泡酒
麦芽の使用率が50%未満、もしくはビール製造に認められない原料が使われているもの。ビールに似ているけど日本の法的にはビールじゃない。ビールよりちょっと安い。
ウイスキー
大麦、ライ麦、とうもろこしなどの蒸留酒。
ハイボールはウイスキーのソーダ割りのこと。
スコッチ
イギリスのスコットランドで製造されるのウイスキー。
発芽させた大麦から蒸留されたもの。
ジャパニーズウイスキーの原点はスコッチウイスキー。
バーボン
アメリカンウイスキー。
原材料の51%がトウモロコシ。
あとコナンくんに出てくる褐色金髪のお兄さんのコードネームだった。
ウイスキーに種類があるって知らなかった夜職新米時代に、「これ(ハウスボトル)はスコッチ?バーボン?」ってきかれて「?????(さっきウイスキーって言ったやん)」ってなったことがある。
【アルコール度数】40〜43度
ブランデー
果実酒の蒸留酒の総称。単に「ブランデー」とされている際は、基本葡萄が原料。
【アルコール度数】40〜50度
コニャック
フランスの同名の街で作られているブランデー。高級。
ジン
大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料とし、ジュニパーベリー(セイヨウネズ)で香り付けした蒸留酒。
コナンくんで最初に出てきた黒尽くめの人のシュッとした方。
【アルコール度数】40前後
ウォッカ
大麦、小麦、ライ麦、ジャガイモなど穀物を原材料とした蒸留酒。蒸留後に白樺の炭で濾過して作る。
ロシアの人は水のように飲んでいるイメージがあったけそんなことはないらしい。
コナンくんで最初に出てきた黒尽くめの人のグラサンの方。
【アルコール度数】40度前後
テキーラ
竜舌蘭(アガベ)を原料にした蒸留酒。
ちゃんと美味しいお酒なので罰ゲームじゃなくてゆっくり味わって欲しい。
【アルコール度数】40%前後
ラム
サトウキビを原料にした蒸留酒。
製菓にも使われるように甘く芳醇な香りが特徴的。
【アルコール度数】40%前後
シェリー
実は白ワインの一種。ワインよりちょっとだけ度数が高い。
コナンくんの哀ちゃんのコードネーム。似合う。
【アルコール度数】15度前後
アブサン
ニガヨモギ、アニスなどを中心に複数のハーブを原料とした薬草系リキュール。(※3)
昔は幻覚作用があったようで、芸術家も愛飲していた。
余裕で火が付く。
【アルコール度数】40〜90度(基本60%前後が多い気がする)
注釈
(※1)醸造酒
原材料を発酵させたもの
(※2)蒸留酒
原材料を発酵させ、蒸留したもの
(※3)リキュール
蒸留酒に香味成分や甘味料などを加えたもの