陽気とともに、力を蓄える。
三寒四温が続き、まだまだ冬物の服が手放せない今日この頃。
雨が降るとぐっと冷え込むが、雨が上がると一気に春の陽気が体を覆う。暖かさと寒さの並存する3月中旬。嫌いではない。
しかし、着る服のチョイスにはいつも困ってしまう。
特にシャツ。
冬の間は必ずヒートテックを上下着ているのだが、春先になると暖かさが汗に変わってしまう。
家に帰るころにはしっとりとかいた汗で気持ち悪さを感じてしまう。
なのに、プチ衣替えをしてシャツをそう取っ替えすると決まって「三寒」がやってくる。
ああああ2日前の自分を恨むうううう出すのめんどくさいいいいい………
効率が悪い人生だ。
出す可能性は数%あるのに、押し入れの奥深くにしまっちゃうおじさん。心の中からいなくなってほしい、どうぞ。
冬物の服たちも、極寒をともに切り抜けた同志たちだ。手荒に扱うわけにはいくまい。
また年末の冬、暖かさを蓄えて合流するべき同志たちだ。
春の陽気は心に届く。前向きな選択肢をたくさん用意してくれる最高の先生だ。
冬物たちをひとまとめにし、春の陽気とともに、今度こそ押し入れの奥深くに収納する。
陽気のおかげで体力は存分に回復するだろう。次の極寒を打ち負かすなど容易な力を蓄えてくれるはずだ。
春の到来はプチ衣替えのアナウンスだ。
今年も面倒くさがらずやるのだ、私。