「自分らしく生きれば、幸せは勝手についてくる」
ー社会で居場所が見つからない、そう感じているあなたへー
私は22歳の時に、どうしようもない違和感を感じてテレビを捨てた。
結果、多くの人とは話が合わなくなったけど、今となっては最高にクールなことをしたって思ってる。
この時、私の人生は初めて始まったのだから。
あなたの夢や目標は、本当に自分のものなのか
夢や目標があるって素敵なことだ。
夢や目標のある人は、活き活きとしていて目もキラキラと輝いている。
一緒にいるとこっちまで、なんだかワクワクした気持ちになってくるものだ。
これはどんな夢や目標にも言えることだと思う。
でも、その過程で挫折してしまったと感じたり、諦めそうになったり、あるいはエネルギーを使い果たしてしまってエンストを起こしてしまったら、立ち止まって考えてみるチャンスかもしれない。
「私の夢や目標は本当に自分のものなのか」って。
私達は、生まれた時から色んな情報に影響され、コントロールされて行動していることが往々にしてある。
それはテレビかもしれないし、電車のつり革広告かもしれない。あるいは親の期待かもしれないし、大切な誰かのためかもしれない。
私は22歳の時に、どうしようもない違和感を感じてテレビを捨てた。
結果、多くの人とは話が合わなくなったけど、今となっては最高にクールなことをしたって思ってる。
それは今の自分から見れば、決して一人前とは言えない一人の青年が、外から来るものに反応して生きることをやめ、自分で選択して生きることに決めた瞬間だった。
これは決して大げさな表現じゃない。この時、私の人生は初めて始まったのだから。
自分らしく個性的な人になる方法
法学部を出て3年経った私は、弁護士になる目標を捨てた。
その理由は、それが自分のエゴから来る目標だったことに気づいたからだ。
社会的なステータス、高収入、正義感というある種の権力欲、世の中のために働くことで得られる自己肯定感。それらは、当時の私の欲しかったものだったのだと思う。
親や周囲の期待もあった。それが私に少なからずプレッシャーを与えていたことにも気がついた。
では、私は本当は何になりたいのだろう。
それから数年間、私は人生の方向性を失ってしまった。
3自分の人生を取り戻す方法
私は、何かになりたいのではない。自分に足りないものを補おうとしていただけだった。
それに気がついたのは、27歳になったときだった。
自分を自分で認めて尊敬すること。自分をありのままで愛すること。自分の人生のドラマを愛すること。
それは、お金を沢山稼いだり、有名になってどれだけ沢山の人に認められても、得られるものじゃない。
結局私は、自分を愛せていなかったのだ。だから、人よりも頑張って社会で認めてもらおうとか、高収入になってみんなに尊敬してもらおうとしていたのだと思う。
自分の感情、意見、生まれ持った身体、外見。そこには、他の誰とも違う個性がある。でも、多くの場合、誰かに認められたいからとか、社会で浮いてしまいたくないとかの理由で、それを偽ってしまうことはないだろうか。
それは自分への虐待で、誠実な態度とは言えないのかもしれない。
そして、そんなことを繰り返しながら私たちは、自分らしさを失い、喜びの代わりに鈍い絶望を感じながら生きることになる。
本当に個性的な人とは、優しくて誠実な人だ。
自分の感情を受け入れて、自分に嘘をつかない。時間をかけて自分の居場所を見つけることができる。
社会で自分の居場所が無いと感じたら、こう自分に問いかけてあげてほしい。
「自分を自分で認めてあげているのか」と。
周囲で誰も理解してくれないと感じたら、誰と話しても孤独だと感じたら、わけもなく寂しいと感じたら。
「自分を理解してあげているか」と自分に聞いてみてほしい。
答えがNOなら、あとは簡単だ。勇気を持って、周りに本当の自分を語ってみよう。自分の真実を、話してみよう。
きっと、誰もあなたを悪く言ったり、否定したりしないはずだ。
そして、他の人も真実を語ってくれるかもしれない。あなたの勇気は、周囲の人にも許可を与えるんだ。自分を隠しさなくていいんだってね。
そうして、社会の居場所が見つかるものだ。飾らない本当の自分として、生きていける居場所が。
真実を語り合える相手を持つこと。これほど人生を豊かで幸せにしてくれるものは無い。
生きるってこんなに楽しい
自分を認めてもらうために、もう努力や我慢をしなくてもいいんだ。
これだけで本当に心が軽くなる。
そして、今度は喜びから行動をするようになる。それは、自分にとって楽しいこと、嬉しいこと。
そんな行動は必ずうまくいく。
寝食を忘れて没頭できるものが見つかり出す。それもたくさん。
私にとってそれは、自分の才能を使って世界を住みやすいものに作り変えることだった。
人生って本当に楽しい。生きるってこんなに嬉しい。
そんな人を、たくさん増やしていこう。そうしたら、いじめや犯罪の無い社会に前進していけるはずだ。
自分を愛し、自分であること、そんな壮大な目標が他にあるだろうか。