正しい家計管理
家族でお出かけができないので、林總さんの「正しい家計管理」を再読。
3回くらい読んでいるのでお勧めします。
主務はキャリアカウンセラーですが、経済学部出身ということもあり、簿記や会計、保険、税務なども勉強してきました。三児（含む発達障害グレー）の母でもあり、夫は転勤族でもあるので、”家庭経営”は死活問題として、これまでに着実なポートフォリオを作り上げてきました。
のんきに富士山を眺めることもできない今、家計の引き締めはどのご家庭にも必須の自衛策化と思われます。
シンプルに、収入と支出とのバランスを崩さないように、「予算化」することが最大の家計防衛の秘策です。
農耕牧畜の時代から、狩猟民族が得意とするグローバル社会の渦中に巻き込まれ、第一次産業ではなく第二次産業としての工業化としての科学技術立国も掛け声倒れの政府の国家運営に振り回され、産業空洞化、圧倒的に少ない教育投資額などマクロ経済の視点は当然のこととして、ミクロ経済である「家計」の防衛は、一般庶民、一市民が取りうる一つの防衛策です。
医療機関や、様々な社会的インフラ企業の現場で働いてくださっている「社会的分業」の豊かさを享受してきているすべての人が、「今自分に出来ること」に最善を尽くして、明るい未来、平和な世界を築き上げていくためにも、「財務会計」「キャッシュフローの仕組み」「実体経済と貨幣経済の乖離の阻止」など、知恵と知識と行動変容を進めて参りましょう。
ＡＲＣＡ®（生きる技術研究会）では、こうした経済学の基礎の基礎も講座を通して教えております。
今日は、書籍紹介でした。