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キャリア開発/キャリア・カウンセリング 実践 個人と組織の共生を目指して

横山哲夫 編著 今野能志+小野田博之+上田敬+小川信男+八巻甲一

生産性出版 2004年11月初版。

組織と仕事と人と心とという帯に魅かれて購入した当時、産業カウンセラー資格取得後に、GCDF(グローバルキャリアディベロップメントファシリテーター)を受講中でした。経済学徒として心理学を学び損ねていたので、面白くてハシゴしてとった資格の一つですが、未だにこの資格を使ってあれこれ仕事をしている立場としては、「役に立った資格の一つ」であることを自信をもって公開したいと思っています。

ビジネスとしては、有料職業紹介という業界でも働いてきたわけですから、今は独立した”キャリア支援家”として、特に「個人」と「組織」の幸せマッチングを黒子としてあれこれアドバイスしたり、時にはコンサルティングしたりと忙しく動いてきました。

キャリアカウンセラーの本質は「チェンジエージェント」ですので、新卒の大学生さんを支援する場合は無料職業紹介という立場になるわけですが、就職活動のやり方を助言することになります。

産業カウンセラーでもありますので、病んでしまった方や、離職者を再度「職」に繋げる仕事ももちろんやりましたし、シングルマザー、シングルファーザーなど、働かねばならないけど養育しなければならない幼子がいるなどして思うように働くことができない方へのアプローチもここ数年力を入れてきました。

第4次産業革命期と言われる現代において、更に、コロナ禍において、どうやって幸せなコミュニティを作ればいいのか、本気で悩み模索しアプローチし働き耳を傾けてきました。。。

気が付けば15年以上過ぎてしまいました。

本当に、人生はいろいろです。

学びたいけど学べない、学ぼうとしてもお金が無い、学んできても仲間がいない、学んだとしてもまともな報酬を得られる仕事が無い、そんな状況に置かれている方々も、本当にたくさんいらっしゃいます。

個人の努力の問題だけではなく、生まれた場所、時代、環境、本人ではどうすることもできないどうしようもない環境の中でも、腐らず、前を向いて、光の中を歩き続けて欲しいと願うことは、母親父親なら当然のこと。

正しく生きる。

光の中を生きる。

そんなことを、この本を読みながら、語り継がれてきた「理論」と共に考えてきました。

人生最高の教科書は、一人ひとりの「過去から未来へ続く現在の営みです」

※写真は、家族で八ヶ岳に遊びに行った時のヤギ。もう5年も前かな。今頃大人のヤギに成長しているだろうな。人間も成長しますね。真っすぐ育ってほしいものです。また、人生の後半戦をどう締めくくるかについても、後世、次世代へ残したいものがある方、「家族」というひとくくりでは語ることができない様々な「想い」も受け止めてまいりました。持続可能なキャリアカウンセラーとしての活動はこれからも続きます。コロナに負けないで。


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