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「発達障害」だけで子どもを見ないでその子の「不可解」を理解する

2019年12月15日初版 SB新書 田中康雄著

こちらも、ようやく読了。田中先生のご著書も、多数拝読させてもらっております。発達支援の専門家としての見識がわかりやすく記述されていて、発達凸凹さんを育てる多くの親御さんに、有益です。

「障害」という言葉の重みを受け止めてくださる「医師」の存在が、子どもたちにとって非常に大きな役割を担う”大人”ですが、まだまだ認識されていない「発達障害」。

 私自身はキャリアカウンセラーですが、多くの働く”大人子ども”たちを支援してきた立場から見ても、「発達障害」という幅の広い”概念”で、「人間を観察し、育ちを支援する」役割は、医師や教師、療育担当者の専門家だけでは到底担うことはできないと考えています。

 市民団体としてのARCA®の活動を15年以上続けておりますが、「持続可能なキャリアカウンセリング」を訴える中で、日本社会の硬直化した「教育システム」が機能不全に陥っていることも感じてきました。終身雇用を前提とした日本型雇用の問題が少子化と経済成長の鈍化を招いていることに憂い、何とかしようと活動を続けています。

 領域が広いので、一段一段怪談を昇るように視座を広げ、活動領域を広げておりますが、まだまだ志は半ばで頓挫しております。

EAPをはじめとした有料カウンセリングなども細々と手掛けておりますので、この先も確実に「人材育成事業」を広げていこうと思います。カウンセラーとして、一対一ならどんな人だとしても課題解決に導く自信が持てるようになりました。医師ではありませんが、寄り添うことは可能です。それが、一番の解決策。セルフカウンセリングのやり方もお教えできますよ。

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※ARCA®は、独自のキャリアカウンセリング、女性のライフステージ合わせた学びの提供などをしている非営利団体です。昨年上梓した自著に、様々な過去の活動の経緯はまとめてあります。これまでは、女性向けにサービス展開してきました。今後は中学生以上の草食系男子な育成に悩む親子支援にも、進出予定です。満開のチューリップの写真は、いつぞや長崎で撮影したものです♪開花前の子どもたちの成長を支援することは最高の社会貢献です。

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