【Doom Emacs】これなら好きになれるかもしれないEmacs
昔からEmacsが苦手でして。理由はずばり
「見た目」。
UIが全く好みではなく、何度もインストール→放置→アンインストールを繰り返してました。Emacsキーバインドだけは好きだったのですが、なかなか馴染めずにいました。・・・が、時は流れ・・・時代の進化により、どうやらそろそろ考えを変えても良さそうです。
モダンでイケてる見た目のEmacs
それが、「Doom Emacs」。
Emacs独特の古くさいインターフェイスを一新。モダンな見た目とVimのキーバインドをデフォルトで実装しています。これは・・・
素晴らしい。
インストール方法はこちら。
https://github.com/hlissner/doom-emacs#install
Terminalから
git clone --depth 1 https://github.com/hlissner/doom-emacs ~/.emacs.d
とやった後、
~/.emacs.d/bin/doom install
とやって、途中でなにか聞かれたらとりあえず「y (YES)」と打ち、インストールが終了したら
~/.emacs.d/bin/doom sync
で設定を同期したら準備完了。
$ emacs
で、モダンなEmacsが立ち上がります。
うむ。VSCodeライクでカッコいいです。これなら好きになれるかもしれないです。
Vimライクなキーバインド
触って最初に「おぉ」と思ったのが、
Vimのようにメニューを「h j k l」で動き回れる
ことです。動きだけではなく、テキスト編集もVimライクにキーバインドがそのまま使えます。
これは素晴らしい。素晴らしすぎる。
あと、「Ctrl」の変わりに「スペースキー」を使うというのがすぐに気がつくちょっと標準Emacsと違うところです。「Ctrl」多用キーバインドは小指が死ぬのでこれはこれで良いのかもしれません。私は小指「Ctrl」が染み付いているのでちょっと慣れが必要な感じです。
アイコンを修復する方法
私の環境では、なぜかアイコンが表示されない不具合がありました。アイコン部分が全て「F07E」と書かれた文字化けのようになってしまっていました。↓
これを修復するには「M(Altキー)+x」とやって、以下のコマンドでアイコンファイルをインストールします。
M-x all-the-icons-install-fonts
インストールして先程の
~/.emacs.d/bin/doom sync
で設定を同期したら、再起動するとアイコンが修復されます。めでたし。
まとめ
ということで、
「ずっと好きになりたくても好きになれなかったEmacsをついに好きになれるかもしれない気にさせてくれるDoom Emacsを導入した話」
でした。気分や用途によってVimと切り替えつつ併用してみようかと考えています。
ではまた。
参考資料
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