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新人社員必読!進んでやるべき良い雑用と悪い雑用の見極め方

こんにちはhissy(@hissybiz)です。今日は「雑用」について書きます。新人は何かと雑用をさせられますよね。雑用なんてやりたくない、意味がない、雑用をさせられている自分は無能判定されているんだ、なんて考えていませんか?むしろ雑用はチャンスだと思えてくる話をしていきたいと思います。

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hissyは新人時代、雑用の鬼だった

私が新入社員時代、1日7時間くらい本を読んで過ごしていたと以前に書きました。

そんな私ですが、実は同時に雑用も結構やっていました。例えば、私がやっていた雑用の一例は以下のような感じです。

・オフィスのゴミ出し
・オフィスの鍵あけ
・オフィスの掃除(朝)
・コーヒーメーカーの管理(水入れ・コーヒ豆入れ替えetc)
・部署の備品購入
・上司の経費精算
・資料印刷
・会社購読の新聞をポストから取ってくる

ザ雑用ですよね。

生産性の鬼である、hissyがなぜ雑用を結構やっていたのか?生産性の鬼なら、雑用をお願いされたら「はい?それ自分がやる意味なんですか?」とか言いそうですよね?

それは「良い雑用」を選んで行っていたから、です。

どういう事?ですよね。

私の中では「良い雑用」と「悪い雑用」というのが明確にあり、あえて「良い雑用」を選んで、新人時代にこなしていました。

では良い雑用と悪い雑用の違いについて説明していきます。

「良い雑用」と「悪い雑用」

雑用というのは、仕事のようで仕事ではありません。

「雑用」を頑張っても基本的に評価はされないでしょう。

しかし、それでも特に新人時代は良い雑用は選んで実行するべきだと考えています。そんな良い雑用の定義は以下のとおりです。

良い雑用:雑用を通じで未体験の経験・知識が得られる
悪い雑用:雑用を通じて新しい経験・知識が得られない

私が定義する良い雑用というのは、雑用の中に未知のものが含まれている雑用のことです。

例えば、先の私がやっていた雑用の中の一つ、「オフィスのゴミ出し」を例にして説明したいと思います。

オフィスのゴミ出し、は要はオフィスの各デスクのゴミ箱の中身を回収していき、オフィスビルのゴミ出し場に持っていくという雑用でした。

これだけ聞くと、何も得られる物がなさそうですよね?

では私は何をもって良い雑用と考えていたのか?

それは「ビル管理人との会話」です。

普段、オフィスビルを利用していて管理人の人と話す機会はめったにありませんよね?ですが、ゴミ出しに行くとゴミ集積所に入るために管理人に開けて貰う必要がありました。そのときに、ビルの管理人さんと話す機会があります。そこで、ビル管理人がやっている仕事や、大変なこと、管理会社の事などを、色々と聞いていました。

ゴミ出しは毎日行っていたので、毎日なんらか話すことになります。

そうすると、徐々にオフィスビルの管理について知識がついてきます。

このように、ゴミ出しを自分の知らない未知のことを知れる機会と考えていたのです。

おそらく、その会社でビル管理に一番詳しい人間であったと思います。笑

そんなことが仕事の役にたつのか?

と考えてしまうと思うのですが、ほとんどのことは直接的に役に立たないと思います。

ですが、知識や経験というのは、往々にしてそういうものです。

スティーブ・ジョブズのconnecting the dots ではないですが、色んな経験や知識がいつか、無意識につながって新しいアイデアになったりします。

なので、未知に出会うきっかけがあれば何にでも飛びつくべきなのです。

私が「良い雑用」を選んでいたのは、競合がいないから、というのもあります。

雑用は誰もやりたがりません。

なので、手を上げればやらせてくれます。

上司の経費精算も当時の経費精算システムがすごく使いづらかった、かつ、日本中の会社でこんなことをしているのか、という考えを持っていたので、freeやマネーフォワードが出現したときに「あ、これは便利だわ。普及するわ」と直感的に感じることができましたし、コーヒーメーカーの管理をしていたときも、「コーヒーメーカーがあると、皆結構コーヒー飲むんだな」というのを理解したのでネスカフェアンバサダーが始まったときに「これ、広まるわ」と感じました。

もし、いまは何も得られるものが無いと感じられるような雑用でも、何か未知の物が無いか考えたら、結構出てくるものです。

もちろん、私も何も得られるものがなくなったな、と思ったら、その雑用を卒業します。(たいてい、仕組み化してしまう)

また、雑用をしていると副産物として社内のネットワークが自然にできます。

例えば、ゴミ出しであれば、オフィスの各デスクのゴミ箱を回収するので、自然と色んな人と雑談できます。

そんな感じで顔も売れ、初めて仕事をするときにすでに「ゴミ出ししてくれてる子だ」といった感じで、仕事もやりやすくなりました。

特に若手の方は、明日から率先して良い雑用を見つけて実行していってみてください。

お読みいただきありがとうございました。
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