僧侶が教える、我が子を「圧倒的に」優しい子に育てる7つ方法①

それでは、圧倒的に優しい子に育てる方法をお伝えしていきます。

方法① 夫婦が仲良し

1つ目の法則を見て「何だ、そんなことか」と拍子抜けされた方もおられるかもしれません。

しかし、これは子育てにおいて、必須の前提条件となります。夫婦仲が悪くて精神的に安定した子は育ちません。

なので、まずは夫婦関係を見直してみましょう。

私の場合、この2年のうちに、離婚危機というものを2〜3度ほど経験しました。

子どもの前で喧嘩をしたこともありますし、気まずい雰囲気が食卓に漂ったこともあります。

その時の子どもは、やはり落ち着きがなく、幼稚園で友だちと揉めることもありました。

夫婦関係が良い方は、その関係を維持し、さらに向上させていくことにフォーカスしてみてください。

以前の私たち夫婦のように、関係が良くない、もしくはイマイチだという人は、以下の2つの方法を試してみてください。

1つ目は、「相手を批判しそうになったら10秒数える」です。

関係が悪くなると、ついつい相手のダメなところに目が行きます。その部分を見るたびに、「何でそんなことするんだろう。こうすれば良いのに。」という批判的な思考が生まれます。そういった思いは、言葉にしなくても、表情や態度で伝わってしまいます。

また、思うだけで止まれば良いですが、時には口に出して批判してしまうこともあります。そうなると批判された側は、あなたを批判し返すでしょう。そしてあなたは、また相手を批判するという負のループに陥ります。

この負のループを断ち切る方法が「10秒数える」です。これを「10秒ルール」と言います。

相手を批判する気持ちが起こるのは仕方がありません。なので、批判しそうになるとゆっくり10秒数えてみてください。10秒経ったらいくらでも批判してもらっても構いません。

多くの場合、ゆーっくり10秒数えると、批判したい気持ちはかなり解消されます。私たち夫婦は、この方法で負のループを断ち切りました。

2つ目は、「週1回夫婦会議の時間を作る」です

子育てに対して、夫と妻とでは重視する部分が異なる場合がほとんどです。子育てだけでなく、家族の将来についても、夫婦で違う方向を向いていることもあります。

このズレがあると、事あるごとに衝突してしまいます。

夫婦の子育てや将来の方向性について、ある程度の共通認識を持った方があらゆることが円滑に進みます。

私たち夫婦は、毎週水曜日の17:30〜18:30の1時間は、夫婦会議の時間にしていました。その日はお互いの仕事を早く終わらせ、近くの喫茶店に行って、話し合っていました。

話し合う内容は、子育てや将来のことだけでなく、仕事の進み具合や悩み事、最近学んだことのアウトプットなどを話していました。

この2つの方法を使ったおかげで、夫婦関係は日に日に改善されていきました。

子育てをする上で最も大切な良好な夫婦関係をどんどん良くしていってください。

お読みいただきありがとうございます。

いいなと思ったら応援しよう!