『時間のご褒美』(後悔するもの、しないもの)
自己管理能力:△、目の下クマ太郎こと密かなトイガン生活です。
季節は秋へと近づき、
日によっては少しばかり涼しく感じることのできる機会も増えてきました。
自らの経験則上でのことなのですが、
私自身は秋になると行動量がいつもに比べ少しばかり高くなってしまう傾向があるようです。
そんな私のスケジュール帳は「いつの間にか」余白が少なくなり、
こなさなければならない日々の業務を認知の及ばないレベルで、少しずつ余裕のない状態へと仕立てあげてしまいます。
そんな中、さらに自分を苦しめるもう一つの問題が『夜更かし』。
7時間未満の睡眠では、明らかなパフォーマンス低下が顕在化する密かなトイガンの身体。
「憧れは眠らずとも働ける人」
昔からそんな夢ばかり見続けていた僕ですが、今年で33歳。
己の限界も特性もジワジワと「判る」年頃になってきたはず。
なのに、なぜだかスケジュールが増える度に「時間のご褒美」を自らに与えてしまっている自分がいます。
普段から僕の生活には「時間的余裕」などは用意されておらず(皆さんもそうですよね)、
YouTubeなどのクリエイティブ作業に関しては自身のパフォーマンスに関わる「睡眠時間」を活用しながらでないと、定期的な投稿が現実出来ないと言うのが現状です。
「それなのに…」
そうであるにも関わらず、予定が増えてしまった時期に限って
「2話だけアニメを見てみようか…」
「気になる映画を探してみようか…」
そんな自分への「時間のご褒美」が増えてしまうんです。
これには理由があり(うろ覚えですが、)
人間には「恒常性維持機能」というシステムが常にバックヤードで働いており、
「時間の使い方」においても、その機能は適応されると言うものです。
(※「恒常性維持機能」とは、偏った(崩れた)バランスを元の状態に戻そうと(維持)する身体の働きのこと。)
今回の場合、分類されるのは「本人に使用される時間」の種類。
「複数人での社会的な時間」、「少人数の親密な時間」、「1人の孤独な時間」。
これらはどれを取っても必要な時間であり、
特に「心を健康に保つため」にはこの時間の使い方のバランスが重要になってくるのだそうです。
「なるほど…」
だから用事が多くなるにつれて「自分への時間のご褒美」というものが連鎖的に増えていくのですね。理屈はわかりました。
ただここで一つ問題となってくるのは、
「それが自分の人生にとって、本当に「よい時間」であるのかどうか」ということを見定める必要性があるということ。
心の健康を守るための『生存戦略』がそれであったとしても、
睡眠時間を削り、日々こなさなければならないことがこなせなくなってしまったのでは元も子もないですもんね。
(心のエネルギー切れも「日常生活+α」をしている人種にはかなり危険な問題で、「心」と「体」2つの両輪をバランスよく回していくことが、僕自身は重要なことであるとも考えています。)
そこで一つの指標となるのが「後悔度」。
次の日、もしくは1週間後。「あぁしておけばよかった…」と後悔の残らない選択肢をチョイスする。
人生において汎用性の高い選択技法ですが、
「時間のご褒美」についても適応させてみたいとおもいます。
「時間のご褒美」における「心の健康」の対価となるものは、次の日のパフォーマンスです。
僕の場合、YouTubeの動画作成は全て自分で行なっているので「睡眠不足」の状態というのは、主に動画編集の場面においてその作業が1日分ストップしてしまうことを意味します。
(文字に起こして、初めて睡眠不足のデメリットのデカさに気付かされました。)
「時間のご褒美」の報酬である「心の健康」において重要となる要素は『満足度』であり、(全てが満足度というわけではないのですが)
それらを構成するものとして「希少性」「資産性」「新規性」などを仮定する。
これを言語化してみると、
『今しか体験できなくて、自分の資産に変わる可能性のある、初めての体験』
どうやらこれが「至高の時間のご褒美」のようです。
うーん。
そんな価値のあるもんじゃないなー。
まぁだいたいは「黙って寝る」方がいいってことですね。
p.s.
こんなこと考えてるから心が不健康になるんだろうなと思った
密かなトイガン生活