眠るとき、明日が来る確証はない。
今日はいい日だった。
数年分が報われた気がする。
自分を誇ってもいい瞬間な気がする。
そんな一日だった。
さて、昨日の記事のタイトルはオールナイトニッポンの55周年新ジングルの歌詞から引用した。
星野源の音楽性も流石のものながら、やはり短い詩が好き。
深夜ラジオっていいよね。
テレビのように遠すぎず、SNSのように近すぎない、顔の見えないパーソナリティと名前も知らないリスナーの距離感がとても心地の良い。
スマートフォンを手にする前は、ウォークマンで音楽を聞いていた。
買ったウォークマンにFMラジオがついていた。
それこそ眠れない夜、本を読む気分じゃない夜に、なんなしにラジオの周波数を合わせてみた。
名前も顔も知らないパーソナリティが、どこからのリスナーと電話対談する機会の最中、放送禁止用語を話してしまいディレクターが電話を即切りしている。そんな放送だったのを覚えている。
今思えばラジオの良さすべてをその日に感じたんだと思う。
地元の放送局。
地元のリスナーとの話。
地上波よりゆるい下ネタ。
ハプニングがある生放送の醍醐味。
スマートフォンやYoutube、Radikoの登場は革新的だった。
帰り道がすこし長い時期があった。
その道中をともにしたのが、ラジオだった。
動画と違い、イヤホンさえあればラジオの世界に没頭できる。
色んな場所で聞くラジオが好き。
朝、駅に向かうとき。
昼休憩の合間に。
深夜、くらい帰り道。
寝る前、寂しいひとりのそばに。
いつだって寄り添ってくれた。
それを具現化したのが
「眠れない夜を、眠らない夜に」という詩なんだろうな、と。
貴方の生活に電波は響いているかな?
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