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2.ずっと好きな友達
ずっと好きな友達がいる。
私は高校の時、ダンス部の部長をしていて、彼女は副部長だった。
私の通っていた高校は勉強をしっかりやりたい子が集まる学校だった。その中で、ダンス部は、部活に力を入れたくはないが、動いてはいたい、ダンスは好き。みたいな子が集まるタイプのゆるゆる部活だったので、その中でダンスをちゃんとやりたい私が部長に選ばれた。それくらいだったと思う。実際、先頭に立って引っ張っていくタイプではない。勉強が苦手でなんで高校に受かったか、わからないくらいだ。本当にギリギリの点数だったと思う。
それで、本題に入るけど、副部長の彼女は自分の意見を伝えられる才能がある子だった。みんなに合わせて生きてる私にはとてもかっこよく見えた。そして、そんな友達がいることが誇りでもあった。
今は、もうずっと会ってない。5年くらいかな。たまにInstagramのストーリーズに反応し合うくらいだ。
多分彼女にとって、私はつまらないと思う。なんとなく、インスタから見える彼女の友好関係はとても面白いから。
でも、別に彼女に面白がられるためになにかするのもちがうとわかるし、なんだか変な気分なのだ。会っても何話せばいいかわかんないしな。
とにかく、よくわからないけど、今でも彼女のことは大好きだ。思い出の中だけの好きなのかもしれないけど、とても好きで、憧れ。
いつかまた会えたらいいな。