自然農と動物脳
2022/3月末から、畑で自給農を始めました。今現在、約50日を過ぎて、その間に野菜の種の事から調べ始め、栽培方法など、知らないことをたくさん知る事ができています。自分の記憶のマーキング、かつ、知らなかった事を喜びシェアできればいいなと思って、書き留めたいと思います。
動物脳(本能)=自我(エゴ)の真理を常に発信をしていますが、自然農というものは、「耕さず、草や虫を敵とせず、農薬、肥料を用いない」そうです。土、雑草、虫、微生物、光、水、すでに有るものを活かす宇宙のしくみそのものであり、安全して食べる野菜をつくることができるそうです。しかし、昔から自然農の考え方があるけれども、現代の主流の慣行農法は、耕し、化学肥料を使用し、草や虫を排除する流れとなっており、この背景には、生産性、効率化、利益、プロパガンダ、さまざまな要因など、動物脳(本能)=自我(エゴ)と同一化した人類が創り上げてきた歴史があると思います。
僕らは、食べることが必要な生命体です。安心な食べ物を生み出せることを知り、探究する事は、霊的探究をする事と同じように重要であり、平和を啓蒙することになると思います。
1.種について
スーパーで買った野菜の種を上手に芽を出して上手に育てると、同じような野菜が育つと思っていました。ところが、世の中の90%以上が、F1種(1st Final generation)一代交配種、雑種第一代と言って、種を取って育てても、2代目以降は出来栄え、味など、バラバラの野菜ができるそうです。(メンデルの優劣の法則)。雄性不稔(オスの機能がない)という技術がいろんな方法で使われてきた歴史があり、現在はゲノム編集という遺伝子組み換え技術もあるようです。交配させているだけなので遺伝子組み換えではないという巷の情報ですが、種で子孫が繋がっていかないのは、宇宙の素晴らしいしくみからは外れているので、何かがズレていると思っています。
種で子孫が残せるものを、固定種と言うそうです。まだ、市場には10%ぐらいはあるようです。日本の種メーカーが海外生産で作っているものも多いみたいで、生産地が海外の固定種もたくさんあります。F1種は耐性が強く育てやすいため、固定種よりも高価みたいです。種の袋に、F1種、交配種と書いてあります。書いていないものが、固定種の可能性が高いです。育成種も固定種です。(種屋さんで教えてもらいました。)
ホームセンターで売られている苗は、ほとんどがF1種だと思います。青じそは違うかもしれません。さらに、ほとんどが消毒がなされています。
F1種、固定種についてネットで調べればたくさんの情報があります。どの情報が本当かどうかは、自分の主観、価値観で見ていくことになりますが、大事な事は、心は真偽を見分けられないので、本当の大切な所を見ようとすることだと思います。これは、すべての人に共通にある生まれ持った真理です。誰かが発信していることが真(まこと)の心の真理であるかは、あなたの愛が基盤の気づいている心の立ち位置で見ようとしないと、すぐ、動物脳(本能)=自我(エゴ)に無意識に同一化されてしまいます。日々、自分自身の動物脳(本能)=自我(エゴ)に気づかされています。
2.自然農とは?
自然農、自然農法、自然栽培、それぞれが少しづつ違うようです。先人が50年ほど前から伝えられており、2人の方をあげてみます。福岡正信さん(ふくおか まさのぶ、1913/2/2 KIN150 - 2008/8/16 KIN180)は愛媛出身の農学者。自然農法を提唱した。不耕起(耕さない)、無肥料、無農薬、無除草を特徴とする自然農法で、「粘土団子」と呼ばれる、様々な種を100種類以上混ぜた団子によって砂漠緑化を行おうとした。
そして、福岡さんの本を読んで、慣行農法から不耕起(耕さない)農法へと実践して行った方が、川口由一さん(かわぐち よしかず、1939年生まれ 現在83歳になる年)です。「耕さず、草や虫を敵とせず、農薬、肥料を用いない」自然農というのを、1991年から無料で関心のある方に教えてこられたようです。約8000人の方に教えたと動画で話されていました。自然農を始めた最初の4年間ぐらいは、お母さんが周りの村民の方と違うことをするのでノイローゼ気味になるなど、困難を乗り越えながら、真(まこと)の心で、周りの方には自分が絶対正しいとは言わずに、たたかわずにやってこられたようです。動物脳(本能)=自我(エゴ)は恐れが基盤であるため、変化を恐れ、周りの目を気にし、虫や雑草を敵とし、今現在も、自然農はまだまだ大きく広がっていないような気がしています。
youtubeで、川口さんの自然農を勉強された方が発信をされていました。自然農で一番困難な事は、野菜のつくり方よりも、やはり周りの方との人間関係だそうです。
3.雑草や虫のこと
4/22日はアースデーと言って、地球環境を考える日です。そのタイミングで、お友達がシェアしてくれていた「地球少女アルジュナ」。雑草や虫のことは、この3分の動画をみれば、何故、敵としないのかがわかります。
4.発芽の喜びや、苗にする土のこと
畑に種を直撒きして発芽した野菜。①時なし大根、②ルナ(赤かぶ)、③次郎丸ほうれん草、④本紅金時にんじん、⑤レッドキャベツ、⑥神田四葉きゅうり、⑦黒もちとうもろこし、⑧五角オクラ、⑨黒早生枝豆 ⑩青じそ。青じそと五角オクラは、16時間ほど水につけてから植えました。枝豆(豆類)は植える前に、水につけてはいけないそうです。今はネットで調べればノウハウの宝庫ですので、とても有難い時代です。ポケット栽培というキッチンペーパーに種を包んで、水で湿らせて、ジップロックに入れて、ポケットに入れる方法があります。キュウリが1~2日、ピーマン、ナスが5~6日ぐらい、ゴーヤが2~3日ぐらいで、根出しができるはずです。(実際できました。)そしてそれを、ポット苗に植えるのですが、土の水はけや、保水力が大事だそうです。育苗土も買えますが、最大限自然に在るものを活用しています。畑の土だけだと水はけが悪く固まります。畑の土と、山の道の側溝などの腐葉土を、ふるいにかけて、50:50ぐらいで混ぜるとまだ使えます。山の土の中に種が入っていて、雑草が生えてきたりしますが、真ん中に種を植えてあげると、なんとかなると思ってます。1個の種を1個のポット方式です。そして、育苗で大事だと思ったのは、植えた種の部分だけに水をちょっとずつ湿らせて乾かないようにする。ペットボトルの蓋に、キリで小さい穴をあけてあげて、水鉄砲のようにして種の部分だけを湿らせてあげるのがうまくいきました。ジョウロや、霧吹きとかでは、必要ない所にも水が行きます。ナス、ピーマンの種は結構小さくて、芽を出すのは根出ししてからも難しいと思いました。最初は、ポケット栽培だけでも、種がつぶれたりしないのかとか、水で腐らないのかとか、暑すぎたりしないのかなど、動物脳(本能)=自我(エゴ)=考える心が邪魔しましたが、やってみて、ちょっとやそっとじゃ種は死なないような気がします。
5.トマトの脇芽は挿し木で増やせます。
農業をまったく何も知らない一番最初に、コメリでトマトとミニトマトの苗を買いました。育てたことがある方には常識でしょうが、脇芽をとっていくことを初めて知り、さらに、その脇芽を水に挿して根を出して土に植えることができる事がわかりました。せっかく育った脇芽ちゃんをただ捨てるのは、命を大切にしていない感覚が強いので、今まで全部、水につけて根をだして、家の家庭菜園や、敷地内、あとは畑に植えています。やはり水は必要で、雨が降らない畑の分は、葉っぱが枯れたりしました。こうやって増やすことをするのを喜びになったら、みんなが与えあって、宇宙の恩恵で増やせるものに目を向けて、大切な食べ物をどんどん増やしていけるのになぁと思っています。お金を使わずに、あるものや知識で、みんなで生命を繋いでいく世界。地球の食糧自給率が高まるはずです。そして、今育てている今回のトマトは、F1種であるはずなので、種を取っても植えても、F2種はバラバラになります。ですので、来年は2月くらいから、固定種大玉トマト(世界一)と、固定種ミニトマト(ステラミニ)を手に入れて、命を繋いでいきたいと思っています。ナスや、キュウリも挿し木で増やせるそうです。
6.コンパニオンプランツ
マリーゴールドがとても活躍するのが分かったので、これから入手して、自然農の畑に共存してもらいたいと思います。下がマリーゴールドの作用です。
早速マリーゴールドの種を、ダイソーで入手して、3日で発芽しています。朝顔の種も発芽待ちです。朝顔もコンパニオンプランツだそうです。
7.まとめ
草や虫を敵としない。シンプルであり、命を大切にすることであり、とても大事なことだと思います。しかし、人間は実践ができていない。人間は、人間どうしでも敵をつくる、競争を当然と思い込んでいます。そこが、動物脳(本能)=自我(エゴ)の巧みな甘い汁であり、その機能を持っていることを気づいても、実践できるかは、精神性をあげていく必要があると思います。すべては必然ベストタイミングで、気づきの恩恵を得ている世界です。今日は、2022/5/19 KIN1でマヤ暦の新しいサイクルのスタートの日に、数日かけてしあげた記事を公開します。
※2022/8/6 KIN80 77年前広島ありがとうの日に追加。気づきのある『無肥料でなぜ野菜が育つのかの』お話でした。