図解塾3⑥ 千本ノック「衆院選の総括」


・久恒先生、皆様、本日もお疲れさまでした。今回は2021衆院選総括という課題に取り組みました。①与党、②野党、夫々の総括について、お題となる「言葉の羅列」と久恒先生からの用語解説に基づき作図し、③両者の合体版を作図という具合に進んでいきました。先生からは「分かったところから部分的に作図」「後で組み立て全体像を作る」といったプロセスを説明頂きましたが、今まで自分の課題取組では、自らが調べる過程を通じて伝えるべき結論や構図を絞り出すというプロセスだったので、本日のように提示された材料で短時間に解くという趣旨の課題には、正直面食らってしまい非常にてこずりました。様々な課題に対し個々人の見識に得手不得手や課題を解く環境も様々ですが、いかなる場合も的確にアウトプットする為に何よりも「集中して取り組む事」が本日の学びとなりました。一方、最後の課題④は、資本主義におけるベーシックインカムの在り方についてでしたが、丁度寺島先生のリレー塾講義で聞いた、「モチベーション」の意味についての問題提議が印象深く、これを無責任に行ってしまう事で、「努力」「協力」「互いに成長」といった今迄の日本人共通のマインドが急速に失われかねないという危機意識と共に、「幸せの意味」を踏まえた「急場しのぎ」でない、成長し続けられる政策が将来的に非常に重要だなと噛みしめ、大いなる学びとなりました。以下、自戒の意を込めて、間抜けな課題①の作図をup致します。次回も宜しくお願いい致します。

・今回もどうもありがとうございました。今回のテーマは「衆院選の総括」。政党別にキーワードが提示され、久恒先生に解説していただきましたが、各党の政策や国民の選択など、その関係性をうまく掴めなかったため、バラバラになってしまい、図解にすることができませんでした。でも、みなさんの図解を拝見し、自分が、キーワードを無理やりあちこちに結びつけようとしていたことに気づきました。次回は原点に戻って、迷ったときはまず、いきなり全体をイメージしようとせず、小さいまとまり(密接なつながりがあるもの)を書き出してから、全体的に捉えなおしてまとめるようにしてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

・本日もありがとうございました。寺島さんの「世界を知る力」は視聴しましたが、解説がないと分からない言葉や言い回しが結構ありますね。今日の課題も解説を聞き、背景を知ってはじめて図式化できるものだと思いました。特に、経済の話は解説無しでは全く分からなかったです。それから、話の「幹」「肝」になるものを見つけることが肝要と思いました。私なりに、総選挙の結果について与党・野党合わせたものの「肝」は、多数の国民の票の行き場が見つからなかったことかと思いました。そこで、多少の個人的解釈も加えて書いてみました。大多数の国民の票は「変化を嫌う→与党へ」「都市中間層が離反→×立憲・(市民連合)」「与党も嫌、立憲・共産も嫌→維新」という流れでなかったかと思います。書きなぐりですみません。

・本日もありがとうございました。部分的な関係を図にして合体させて全体像を図解する練習を私の苦手分野である政治領域で行いましたが、全体の関連性のイメージが掴めた感覚がうれしかったです。最初から全部の情報を目にして図解にチャレンジしていたら、軸を決めるところから図解しずらいものを選択してドツボにはまってしまう可能性が高かったですが、細かく区切り、最後に組み立てることで鳥の目と虫の目を自然と持つことができたのかなと思います。書き出しで迷ったときは、部分的に理解したところから図解を始めるアプローチも使っていきたいと思います。

久恒先生、みなさま。本日11/24の授業も有難うございました&お疲れ様でした。寺島実郎さんの内容を基ネタとして、2021秋の衆院議員選挙の与党・野党・合わせた全体の総括、最後に、ベーシックインカム・MMTの是非を考える、という題材。通底していた今日の図解のエッセンスは、部分から全体を作る、でした。部分を作るにも、ーその部分に対する理解ー全体に対してどう位置付けるかという俯瞰した視点ーそもそも全体をどう描くかという構想などが必要で、知識と構造化を横断的に行き来しないと、図解(その前の言語化含む)出来ないな、と感じます。そうした模索しながらでも、取り組んでいると、自分の興味・関心のあるところが、自然と浮かび上がってくる(逆にいえば、そういうものしか出て来ない)ので、まあ、自分の中にあることと向き合うことにもなりました。その点で、みなさんの図解を観ることで、自分に無いものを「のぞき見」することができるので、今回は、みなさんの図解をそれぞれじっくり見る時間が少なかったのが、残念でした。引き続き、よろしくお願いいたします。

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図解塾塾長は、久恒啓一(多摩大学名誉教授)。 全体と部分、構造と関係を鳥瞰できる「図解」は文章地獄と箇条書き信仰で汚染された世界を一新する…

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