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「名言との対話」8月4日。田島ナビ「子・孫・曾孫・玄孫(やしゃご)・来孫(らいそん)」

田島 ナビ(たじま ナビ、1900年明治33年〉8月4日- 2018年平成30年〉4月21日)は、没年117歳の日本スーパーセンテナリアン

2017年9月15日以降死去するまで長寿世界一となっていた。人類史上5番目の長寿者である。2番目は日本人の田中力子(119歳)。死亡時点では日本史上最高齢及び世界史上3番目の長寿者であった。

鹿児島県大島郡出身。喜界島在住。夫との間に9人の子をもうけた(7男2女)。没した117歳時点で、85歳の子、79歳の孫、40歳の玄孫、6歳の来孫がいた。子孫は160人以上となっていた。

田島ナビは、19世紀の最後の年である1900年生まれであり、21世紀の2018年まで生きたから、3世紀を生き抜いたことになる。

因みに、田島ナビと同年生まれの1900年生まれの人をさがしてみた。細川隆元1994年死去。石坂洋次郎1986年。永田耕衣1997年。中村汀女1988年。山本丘人1986年。野呂栄太郎1934年。中谷宇吉郎1962年。永野重雄1984年。石坂洋次郎1986年。三好達治1964年。笠信太郎1967年。勅使河原蒼風1979年。稲垣足穂1977年。こうやって並べてみると、田島ナビの2018年で117歳という記録は当時としては異次元の長寿であることがよくわかる。

現在では孫、曾孫を見ることができるのは長寿のおかげであるといえるが、117歳の長寿ともなると、曾孫の子の玄孫(やしゃご)、その次の世代の来孫(らいそん)までみることできることになる。人生100年が平均になる超高齢化時代には、玄孫(やしゃご)、そして来孫(らいそん)をみることができる時代となるのである。


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