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【心理学】 5G時代に危険な○○性格

ダウンロードに待てる時間はどれくらい?

現代人は科学技術の進歩によりどんどんせっかちになっています。日本人なら電車が1、2分遅れるとものすごくストレスを感じます。昔の人なら最ものんびりしていたことでしょう。


情報検索でも時間がかかるとすぐにいらっとしてしまいます。米国ネブラスカ大学のフィオナ・ナーは、インターネットのユーザ情報ダウンロードするのにどれくらい待てるのかを実験しました。すると我慢できる時間はとんでもなく短いことがわかりました。わずか2秒待って調べた情報が表示されずに同じ画面が続くと、被験者はそこでイライラして検索をやめてしまいました。


米国アリゾナ大学のナラヤン・ジャナキラマンは、98名の大学生にゲームをやってもらい、トップ3には50ドルのボーナスがあることを伝えました。

この時、学生はコンピューターでいくつかのジャンルのゲームの中から自分が好きなゲームをダウンロードしなければなりませんでした。


そのダウンロード時間に差があるようにしたのです。待てないときにはストップボタンをして違うゲームをダウンロードしてもよいことになっていました。


調査によると、大抵の学生はダウンロードに時間がかかると途中でやめてしまいました。それも10秒も我慢することができなかったのです。

ダウンロードを待っている間に注意をそらすものがあるとほんの少しだけ待てる時間は長くなりましたが、それでもたいていの方は20秒も待たずにストップボタンを押してしまいました。

パソコンの起動時間が長かったりすると私たちは大抵ストレスを感じます。スマホが思うように動かないとすぐに再起動し、停止していた時間を取り戻そうと必死になります。現代では待つ時間そのものが無駄に思えてしまいます。技術の発達により5Gまもなく実現します。

私たちは以前よりも待つことが減り、わずか数秒で長編の映画も一瞬でダウンロードすることができるようになります。私たちはこれまで以上にスピーディーに情報検索や動画視聴することが可能になります。

その一方で私たちに忍耐強さも求められます。

なぜならより多くの情報を修理するスピードを上げていかなければなりませんし、スポーツや仕事でもそんなにすぐに技術が発達したからといって私たちのスキルが加速度的に上がるわけでは無いからです。

むしろ技術の加速度的なスピードと自身のゆっくりな成長スピードに嫌気がささないよう、メンタルコントロールが求められてくるでしょう。


いつの時代も焦りは禁物です。


参考引用文献
世界最先端の研究が教えるもっとすごい心理学/NAITOH YOSIHITO/SOGOHOREI

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