Hisato Nakatsubo

映像作家・写真家・映像戦略家 / TVCM. PV. Design / HP / Harrow International School.ながの社長 ブランディングなど / なんでもしなやかに作ります

Hisato Nakatsubo

映像作家・写真家・映像戦略家 / TVCM. PV. Design / HP / Harrow International School.ながの社長 ブランディングなど / なんでもしなやかに作ります

マガジン

  • 記憶の面影 岩手県

    このマガジンでは、僕のルーツ岩手県が持つ自然、文化、そして人々との記憶が織りなす物語を綴ります。日常の中でふと立ち止まり、過去と現在を結ぶ面影を見つめたくなるような、そんな瞬間を捉えました。

  • 青春の煌めきを捉えて

    "The Making of Senmaya High School's PV: Behind the Scenes" 撮影を通して感じた、千厩高校の日常に宿るささやかな輝き。その一コマ一コマが、まるで光の粒のように胸に響いています。校舎の風景や生徒たちの表情が重なり、静かに、でも確かに物語が紡がれていく。その裏側で出会った瞬間の数々を、そっとお届けします。

  • 食べ物に光を、瞬間に命を――

    このマガジンは、ただの料理写真撮影の解説にとどまらない。カメラを手に、料理がテーブルに運ばれるその瞬間、どのようにして一皿一皿の物語を映し取るか。仕事としての撮影技術だけでなく、プライベートな楽しみとして愛情を注いだ作品たち。ここでは、光と影の舞踏、フォーカスの背後に潜む匂いや音さえも感じさせるような美しい瞬間の数々を共有している。食材が語りかける声を、あなたにも感じてほしい。 #気付けば、食べ物に恋してた。

  • portrait

    portraitの記事をまとめたマガジンです。 何か気づきがあれば嬉しい。

  • とりょうの100ねん

    杜陵高校の100周年イベント(2024.10.12)に向けての生徒たちの姿を先輩の目線で追いかけるドキュメントです。

最近の記事

雪と光が織りなす一瞬の物語

夕焼けに染まる岩手山は、雪と雲をまとい、静かに季節の移ろいを語る。 黄金色の光が白い峰を染め上げるその姿は、厳かでありながらどこか優しい。

    • これが今年最後の紅葉写真かもしれない

      今日、雪がちらほら舞い降りてきました❄️ 秋と冬がそっと手を取り合う瞬間に立ち会った気がします。 もしかしたら、これが今年最後の紅葉写真になるのかもしれません🍁 色づく葉の上に、初雪がそっと降り積もる――そんな一瞬を大切に収めたい📷

      • 「正解なんてないから、自分の道を信じて進んでほしい」母校の後輩たちに伝え続ける僕の想い。

        新興製作所さんのPVを制作させていただいた年から、毎年インターン生に講話をする機会をいただいています。 正直なところ、母校の後輩たちが訪れるたびに「あぁ、自分もこうやって少しずつ先輩になっていくんだな」と実感させられます。 こうして講話の場をいただけるのは、本当にありがたいことです。 最後に伝えるのは、いつも同じことです。「正解はないから、自分で考えて信じた道を進んでみてほしい」と。僕が話すことは、あくまで僕自身の経験から導き出した“それっぽい正解”であって、万人に通じるも

        • 紅と白の狭間に佇む岩手山

          冬の入り口に立つ岩手山、その峰々にはうっすらと雪が積もり始め、紅葉の名残が点々と色づきを見せています。白と赤が混ざり合い、山はまるで静かに季節の移ろいを語りかけるよう。冷たく澄んだ空気が、その彩りをさらに鮮やかに際立たせ、秋の名残と冬の訪れが共存する、一瞬の儚さを映し出しているようです。

        マガジン

        • 記憶の面影 岩手県
          8本
        • 青春の煌めきを捉えて
          0本
        • 食べ物に光を、瞬間に命を――
          1本
        • portrait
          1本
        • とりょうの100ねん
          3本
        • 盛岡どんぱ
          2本

        記事

          記憶の隙間を埋める光と影

          千厩高等学校のPV撮影と写真撮影が、静かに幕を開けました。 学校の仕事に携わるたび、なぜか胸の奥がざわめき、やりがいを感じずにはいられません。 青春の記憶がほとんど空白のまま過ぎてしまった自分には、そこに空いた穴を埋めるような、懐かしい憧れが宿っているのかもしれません。 もちろん、他のお仕事もすべて真摯に向き合い、命を燃やして取り組んでいます。でも、学校の仕事となると、どうしても特別な響きがある。 もしかしたら僕の過去が、今の感情に色を添えているのでしょうか この貴重な

          記憶の隙間を埋める光と影

          雪化粧の岩手山に見惚れ、時が止まった気がした。

          #最近の一枚

          雪化粧の岩手山に見惚れ、時が止まった気がした。

          なんでこんな好きなんやろか、

          なんでこんな好きなんやろか、この岩手山の景色。ここおると、なんかふわ〜って気持ちゆるむんよな。

          なんでこんな好きなんやろか、

          食卓は舞台、僕の心が動く瞬間

          僕は食べる前に、その一皿の美しさをじっくりと目で味わうのが好きだ。Kuuのパニーニを目の前にしたとき、心は静かに躍り始め、細やかなこだわりのディテールが胸に押し寄せてくる。食卓はただの場所から、特別な舞台へと姿を変える。その瞬間、口にする前にまず目と心がその舞台を旅するのだ。#ちょっとした病気だね 笑 料理は単なる味覚の楽しみではない。皿の上のひと時ひと時が、人生の記憶の中に刻まれる小さな芸術作品だ。光がパン生地を柔らかく包み、チーズがとろりと溶けていく瞬間にも、物語が宿る

          食卓は舞台、僕の心が動く瞬間

          自分だけのヒーロープレイス

          はじめに 今日の写真は、岩手山を背景にした街の風景です。写真を撮るたびに思うことは、日常の中にある景色がどれほど私たちに語りかけてくれるかということです。この投稿では、私がこの写真を撮影した背景や感じたこと、そして写真家として大切にしている視点を共有したいと思います。 お気に入りのアングル このアングルが今のところ一番好きかもしれません。縦のアングルが特に心地よく感じられるのは、道路が遠近感を与え、街並みと岩手山の調和を一層引き立てているからです。この場所に立つと、自

          自分だけのヒーロープレイス

          デザインからポートレートまで、異なる視点で見つけた表現の深み

          こんにちは、映像戦略家の中坪です。 #映像戦略家の説明はコーヒー飲みながら語ろう! デザインからスタートし⇨CG⇨実写映像⇨ホームページ制作⇨そして写真まで、様々な分野で表現の可能性を探ってきました。今は「映像戦略家」として活動していますが、正直、時々「自分って何者なんだろう?」と自問することも(笑)。#ナニモンなんですか? 最近のポートレート撮影について 先日、女優の恒川舞さんのポートレート撮影を担当しました📷 彼女は未来図書館でよく顔を合わせるのですが、自然体で笑顔

          デザインからポートレートまで、異なる視点で見つけた表現の深み

          秋の光がそっと心を包んでくれる、この瞬間がたまらなく好き。

          秋の優しい光が、ふと心に触れる瞬間が好きです。 金色に輝く木々の隙間から差し込む光が、少しずつ冷たくなる風とともに、静かに包み込んでくれる。 そんな秋の光に照らされると、不思議と自分の心の奥が和らいでいく気がします。

          秋の光がそっと心を包んでくれる、この瞬間がたまらなく好き。

          夏の1コマ 浪漫とロマン

          夏の1コマ——岩手山の風景は、ただの自然の景色ではなく、心を揺さぶる「浪漫」そのもの。 夕方、山頂が夕陽に染まる様子を見ていると、ふと、自分の夢や希望が少しずつ形になっていくような感覚に包まれる。 岩手山は、遠い未来を思い描かせてくれる、そんな場所。 アトリエは、その浪漫を現実にするための空間。 ここでは、夢やアイデアが具体的な形に変わる。 窓から入る光が、アトリエを優しく照らし、夏の1コマを演出してくれる。 浪漫というのは、ただの憧れや夢ではなく、理想を現実にしよう

          夏の1コマ 浪漫とロマン

          母校と故郷の授業

          この日は母校の1年間かけてのPV撮影で防災出前授業を撮りました。 現役の時はこんな授業なかった気がする。 生徒たちに様々な経験をさせたいという意志が感じられて好き。 撮影の様子↓ 在学中もここだけは登らなかったから嬉しかった。 みんな愛してるよ! 詳しいことは母校のnoteをにて↓

          母校と故郷の授業

          岩手山 - 光と影の物語

          初めて岩手山を撮影したのは、父のフィルムカメラを借りた時だったかもしれない。朝焼けに染まる山肌、光と影のコントラストに魅了され、シャッターを切ったような気がする。あの時の感動が、私の創造性の源泉となっているのだろう。 岩手山は、四季折々の表情を見せてくれる。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色。刻一刻と変化する光の角度が、山の姿を絶え間なく変容させていく。そのダイナミズムを映像と写真に収めることが、私の役目なのかもしれない。 この山が持つ美しさは、時に厳しさも伴う。噴

          岩手山 - 光と影の物語

          母校の桜が想い出せない!

          桜満開の中庭で新入生歓迎のカフェが開催☕️ 桜と後輩たちの素晴らしいシーンを撮れると予感がし撮影🎥📷 案の定最高のシチュエーションで 俺のスカウターも壊れてないと実感 笑 DJ君も居て、同級生もDJやってたな〜っとグッときました🥺 そして歌ったり🎤 緊張しながらも楽しんでいるみんなを撮れたのが とても幸せだった〜! そして 桜が満開🌸 めちゃくちゃいい👍

          母校の桜が想い出せない!

          後進の育成という使命

          ある日突然、魅力的な相談をうけました。 『中坪さんに映像を教えて欲しいんです!』 毎月のように頂くリクエストでしたので #感じ悪かったらスミマセン🙏 もちろんOK! でしたがその学校名を聞いて面食らいました。 盛岡視覚支援学校さんだったんです😊 https://www2.iwate-ed.jp/iwp-m/ どう教えればいいのか? ご依頼をいただいた時から考える日々。 どう教えればいいのか? ご依頼をいただいた時から考える日々。 でもまずはいつも通りやってみて

          後進の育成という使命