試験挑戦プロジェクト:これも大事
学校にも人生にも試験がある。検定試験・資格試験・入学試験・採用試験なども、これに本人が自ら挑戦する場合は、効果的な学習の機会になる。
試験に挑戦する学習者は、自分が受ける試験の過去問題を調べ、その傾向を明らかにし、それに応じる対策を練り、計画を立てて実行する。試験勉強の過程では、勉強を続けながら勉強の仕方の適不適を点検し、必要に応じて修正する。
合格するまでこのプロジェクトは続き、合格すれば終わる。不合格であっても、挑戦をあきらめれば終わる。
このプロジェクトで伸びる力としては、試験に必要な知識や技能、目的を設定し目的達成のために状況を分析して必要な対策を練る力、自分の行動を振り返って評価し、必要に応じて修正する力、目的達成を目指して粘り強く努力を続ける力などが考えられる。
拙著『国語を楽しく』第3章「言葉が育つプロジェクト単元」参照。
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