Softwareのデモはなぜ退屈なのか?
皆様はこれまでに退屈でつまらないSoftwareのデモを見たことはありますか? 多くの方がそのようなご経験をお持ちではないかと推測しています。
デモとはDemonstrationの略語ですが、デモって何のことでしたけっけ? 私は相手の課題を解決できることを証明することだと理解しています。
なぜ多くのSoftwareのデモが退屈でつまらないのでしょうか? 私なりに原因を掘り下げてみたいと思います。
デモやプレゼンテーション等、何らかの発表で聴衆が長い/つまらない/退屈だと感じるのは代表的な理由は以下ではないかと。
・詳細な機能を延々と説明される
・いつ終わるかわからない
Softwareの詳細な機能は課題を解決するための道具でしかないため、多くの聴衆は機能自体に興味はありません。
その道具をつかって自分の課題をどのように解決してくれるかに興味を持っているはずです。
デモの初めにいつ終わるのかを明示的に聴衆に伝えるべきです。終わりのない説明を延々と聞かされるほど苦痛な時間はありません。
相手の課題を解決できることを証明するためには相手の課題を理解しなければなりません。課題を理解するための手段は幾つかあって順序があるます。
相手のことを何も理解しないで、ミーティングで思いつたことを聴いても期待した回答は返ってこないと思います。
先ずは相手のことをできる限り調査することが肝要です。
上場企業であればホームーページに株主向けの情報を公開しています。
有価証券報告書にはその企業の全てが網羅さえているので、相手のことを理解するのに最も役立つ情報です。
慣れないうちは読み方がわからなくて理解できないかもしれませんが、必要な情報だけポイントを絞れば読みこなすのは難しくありません。
私も含めて一般の人は財務のプロではないため、財務的に読めなくても問題ないはずですね。
聴衆もプロなので、デモ担当者のデモやトークを聴いて、"ただ単に自社のSolutionを売りつけたいだけなのね。"か、"うちのこと理解しようとしているなぁ"かはすぐに分かるかと思います。
退屈なデモほど無駄な時間は無いと思いますので、退屈にならないように細心の注意を払いながらしっかり準備したいですね。