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ぼくの #Spotifyまとめ 2021
(3 min read)
Your Top Songs 2021
きょう日本時間の2021年12月2日早朝、#SpotifyWrapped 2021が出ました。毎年この時期に出ているもので、ユーザーの年間聴取歴をAIが分析して、どんなリスニング生活だったかふりかえって表示してくれるというもの。
それによると、2021年のぼくは263,498分音楽を聴きました。分単位で言われてもピンとこないなあと思って換算すると、約4,391時間ということで、これはどうやら日本人ユーザーでは第一位らしいです。
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うん、そりゃあねえ、仕事せずどこにも出かけず、朝起きてから深夜寝るまでず〜っと音楽聴きっぱなしの人生で、しかもその99%が(2018年来)Spotifyで、という具合なんですから。世界的にみてもサブスクだろうとフィジカルだろうとこんなに音楽まみれの人間もそうはいないはず。
それで、今年最もよく聴いた100曲をその順にAIがプレイリストにしてくれた「Your Tops Songs 2021」もできましたので、シェアしておきました。なんだか限られた音楽家をなんどもくりかえし聴いていたんだとわかり、実感とはだいぶ違いますが、データ的にはこうなんでしょうね。
結果的に今年最も頻繁に聴いたのがチェンチェン・ルーの「ブルー・イン・グリーン」で、これがトップ。再生回数101回で、年末までにもっと聴きますから。チェンチェンはニュー・ヨークで活動している台湾人ジャズ・ヴァイブラフォン奏者で、ブラックなR&Bグルーヴへの傾倒を強く示すミュージシャン。
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トップ五曲がこんな感じ。徳永英明はたしかにわかりますが、岩佐美咲の「初酒」がこんな上位に来ているのは個人的にやや意外です。が、聴いたということなんでしょう。これもですね、全わさみんファンのなかでぼくがトップだと思いますよ、これほどSpotifyで美咲を聴いているというのは。
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Top Artistがマイルズ・デイヴィスなのは解せませんが、う〜ん、そんなに聴いたっけ〜?あ、そうだ、五月ごろ「マイルズを深掘りする」シリーズ全四回を特集して、ブログで書き、プレイリストもつくりました。あのとき集中的にマイルズのトータル・キャリアを聴きなおし、再発見があったのでその後やはり再生するようになったかも。
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これがぼくの今年のTop Artists 5です。実感とはかなり違うんですが。どうしてパトリシア・ブレナンやチェンチェン・ルーが入っていないの?それなりにキャリアのある音楽家が優先されているということかなあ?ちょっとヘン(なのはぼくの実感のほう?)です。
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ただ、Spotifyは曲単位、音楽家単位でしか分析しないので、いつもアルバムで聴いているぼくにはそのへんのふりかえりがわかりにくいというのも事実。というわけで、今年のベストアルバム10は例によっておおみそか発表の予定です。
(written 2021,12,2)