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しんどいときの音楽(78)〜 ハード・バップのブルーズ

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Blues in Hard Bop

ハード・バップにおけるあまりにもベタで典型的すぎるようなブルーズがたまらなく大好きなぼく。いま心身ともにコンディションが悪いっていう時期に聴いて癒されたりするんですから、ほんとうに好きなんですよね。

上のプレイリストに選んでおいたのはそんなベタすぎるような12小節の定型ジャズ・ブルーズばかり。なかでもソニー・クラーク「クール・ストラッティン」やカーティス・フラー「ファイヴ・スポット・アフター・ダーク」なんかは日本人の従来的なジャズ・ファンのあいだで大人気だったものでしょう。

いまでもそのあたりが人気あるのかどうかよく知りませんが、ぼくは古いジャズ・ファンなので、むかし好きになってそのまま現在まで来ているっていう。あっ、ブルーズ定型とはなにか?っていうのは説明の必要がないと思います。

こういうのはですねえ、いはゆる「通」とか「マニア」が好きだと公言するような種類のものではありません。ミーハーっていうか初心者が一聴いいねえと感じるような世界です。ミーハーっていうことにぼくは価値をおいている人間ですよ。言い換えればそれは一途な情熱ってことですから。

(written 2024.1.23)

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