マシンバッティングと置きティーにおける打球速度の違い(高校生編)
外苑前野球ジムを運営するKnowhereの伊藤です。
つい先日こんな記事が話題になりました!
Twitter上でも色んな方がコメントされており、
僕もこんなコメントをさせて頂きましたが、あくまでもざっと見た数値でしたのでより正確な数値を出してみようということで今回うちのジムのデータを使って出させて頂きました。
■条件
・高校生が対象
・バットのデータはないので金属使用前提
・置きティーとマシンは分けて取得できている
・マシン21,020球
・置きティー4,311球
・マシンの速さはおおよそ120km/h前後
という形になっています。というかマシンの球数が圧倒的に多い…やはり都内で硬式打ち込める場所が少ないので非常に人気ですね。
この条件でデータを見ていきたいと思います!
■空振りの打球速度0を除いた場合
まずは打球速度0、つまり空振りを除外した場合の数値を見ていきましょう。置きティーでは空振りはほぼあり得ないですがマシンだとありえますので全体的な平均値が下がる可能性があり、公平性を保つために除外です。
こんな感じで約14km/hの差となっております。僕がツイートした値よりは少しだけ差が縮まっていますね。
■空振りの打球速度0&打球角度0以下を除いた場合
次に空振りにプラスしてゴロを除外した場合の数値を見ていきましょう。より良い打球が増えるため差は広がるのでしょうか…。
打球速度自体はマシン、置きティー共に上がり、差分も1km/hほど広がりました。もっと打球速度上がるかと思ったけどそこまででもないような…。
■バレルゾーン(打球角度20-35度)の場合
次は良い当たりで見てみたいと思い、バレルゾーンに絞ってみました。厳密にはバレルゾーンの打球角度は打球速度によって変わるのですが今回は決めで20-35度としてありますので悪しからず。
過去2つと比べて全体的にやや速度アップしていますがそこまで大きな違いはない模様。マシンと置きティーの差分にも大きな変化はありません。
これら3つを見る限りだと「マシンバッティングと置きティーにおける違いは15km/h前後」と見て良さそうです。つまりは置きティーで出る打球速度からプラス15km/hが試合で出る打球速度と見て良さそうです。
ちなみにおまけで他にもいくつかのパターンを載せておきます。
■飛距離80m以上の場合
■飛距離100m以上の場合
他にもこんなデータ見てみたいというものがあればTwitterでリプライもらえると幸いです!色々と出します。
あと最後に夏休み中に学生の方を無料で招待するキャンペーンをやっていますので宣伝しておきます!たくさんのご応募お待ちしております!