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株式会社斎藤佑樹、デジタルガレージ、GameWith等から 約1億円の資金調達を実施しました

外苑前野球ジム(仮)を運営する株式会社Knowhereの伊藤です。

本日2022/6/16に総額1億円の資金調達の発表をさせて頂きました。昨年まで日本ハムファイターズで活躍された斎藤佑樹さんが設立した株式会社斎藤佑樹、デジタルガレージ様、GameWith様、East Ventures様、Skyland Ventures様など錚々たるメンバーに仲間として加わって頂き、非常に心強く思っております。改めて身が引き締まる思いです。

おそらくこの記事を読んで頂いている方の中には「なんで斎藤佑樹さんが!?」みたいな方が多いと思いますが、そちらについてはまたどこかでお話できればと思いますのでここで読むの止めずにぜひ最後までお付き合いください。

ちなみにDIAMOND SIGNAL様でも今回の投資について斎藤佑樹さんの素晴らしい記事が出ておりますのでそちらも合わせてご覧ください。

斎藤佑樹氏が「野球ジム」運営スタートアップに出資──起業から半年で語る「野球未来づくり」への思い

今回は外苑前野球ジム(仮)を運営する我々がなぜ外部からお金を調達するのか、調達の先にどんな未来を描いているのかお話出来ればと思います。

株式会社Knowhere会社紹介資料

我々は創業してから一貫して「誰もがスポーツが上手くなれる環境を」をミッションに掲げ取り組んでいます。その第一歩としての外苑前野球ジム(仮)であり、まだまだ我々の挑戦は始まったばかりです。

外苑前野球ジム(仮)は様々な方にお越し頂き、まさに「誰もがスポーツが上手くなれる環境を」を体現している場所かと思います。一方で、外苑前にお越し頂かないといけないという場所の制約があり、本当の意味で「誰もが」というのにはまだまだ遠いのが実情です。ここで僕が言う「誰もが」というのは"時間"、"場所"、"お金"などの制約がなく、望む人に対してはその機会を提供することを目指しています。なので「野球が上手くなりたい」と思う全ての人を我々はサポートしていきたいというのが強い想いです。

しかし、現状ではラプソードやトラックマンなどの測定器は高価で使える人は限定的であり、動作解析などを行うモーションキャプチャーなどを使用することについてはより限定的になってきます。さらにはそれぞれ専門家も必要な場合もあり、機材があれば良いというものではありません。

では、そのような問題をどう僕らが解決するのかと言えば答えは「スマホとAI」だと考えています。スマホは今では1人1台と言ったレベルで普及しており、小学生からお年寄りまで老若男女問わず持っています。また、AI(本来アルゴリズムと言いたいのですがわかりやすさ優先でAIとします)についても昔に比べれば遥かに解ける問題が増えており、適用できるシーンも増えてきています。この2つを掛け合わせることで我々の目指す「誰もがスポーツが上手くなれる環境を」作り出せると考えています。

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アプリ画面サンプル

具体的には上記の画像のようなイメージでスマホ1台で球速や回転数や回転効率などのトラッキングデータといった"結果"の情報を、さらには動作解析などのカラダの使い方といった"原因"の情報を出し、そこに対してAIがアドバイスなどを行うことを目指しています。
※厳密には結果、原因の情報の算出にもAIは使用されます。

今までずっとラプソードなどのトラッキングデータの"結果"の情報と動作解析などのカラダの使い方といった"原因"の情報がバラバラの機材で管理され、上手く紐づいていないことに違和感がありました。また、フィードバックにも時間が掛かることが多いこと、さらには教える人によって質のバラツキがあることに課題を感じていました。

外苑前野球ジム(仮)をオープンしてからもまさにそうで、ラプソードなどで計測して良い数値は出ているがそれがを言語化、定量化出来ないのは非常にもどかしくストレスでした。そしてなんとかその問題を解決し、さらにはより多くの人に使ってもらえるようなものを作りたいと考え、今この問題に取り組んでいます。

色んな人にこの話をすると技術的な側面も含めて「出来たら凄いけど夢みたいな話だね」とよく言われます。もしかしたら本当にそうなのかも知れませんが我々は出来ると信じていますし、何よりもどうしたら出来るかを本気で考え、ここまで走ってきています。そのための外苑前野球ジム(仮)であり、そのための今回の資金調達でもあります。

もちろん、この挑戦は野球以外のスポーツでも行っていく予定です。野球以外のスポーツでも同様にスマホ1台で上手くなれるようなアプリを展開していきます。しかし、今はまだ野球を極める段階です。そんな展望も持ちつつ、目の前の大きな課題に真剣に取り組んでいきたいと思っています。

いま僕が外苑前野球ジム(仮)で味わっている人々が上手くなる喜びを少しでも多くの方に届けれるように引き続き精進していきます。皆様、少しでも応援して頂けたら幸いです!(シェアしてもらうだけでも嬉しいです。

そしてそんな僕らが思い描く未来に共感してくれて、一緒に働きたい、楽しいことをしたいという仲間を絶賛募集しております!少しだけ技術的な話をしおくと目下こんな形でトライしています。

必要な3つの技術

少しでも興味があるという方は下記の採用サイトをご覧ください。募集についてより詳しく書いてあります。
Knowhere採用情報

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