夏のマスク問題

私の住んでいる地域では、段階的ではありますが学校再開はゴールデンウィーク明けから進んでいて、小学校では給食を再開していたり(でも分散登校なんで少人数)中学校では一部午後からもテキストワーク(授業ではないらしい)をしていたり、段階というよりはクレシェンド的に日々が日常に戻りつつあったりする。5月の頭、昼前に学校帰りの高校生を見かけて町中に高校生がいるってのを久々に見た、と微妙な感動をしたものだったけれど、今では午後に隣の小学校から子どもの帰る姿を見かけるようになった。本当に普通の、ありきたりの風景なのに、一回だけシャッターを切ってしまった。どこにも出せないけど。

今は少しずつ緩和されてきたけど、学校内に業者が入るのはまだまだ難しい状況で、証明写真の撮影は大体育館で窓開けっぱなしでやるとか教室を利用するときは1教室にカメラ1台のみとか、とにかく警戒警戒、そのうえで警戒するって感じで気を遣うのだけれど、マスクと手の消毒はもう必ずと言っていいほどの必須項目でしてないのなんて信じられない!くらいの勢いがあるので仕事に行くときは予備のマスクとNGと言われた時のためにサージカルマスクを持っていくようにしてる。普段は手作りマスクをしているので、それではなんの効果もないと言われてしまう危険性も鑑みてってやつで持っていくけれど、まぁたいがいの先生は皆さん手作りマスクをしているのでそんなこと言われたことはないんだけれどね。

ほぼ真夏状態の気温の時にサージカルマスクをして体育祭を撮影したことが、実はあって、あれはインフルエンザが時季外れに流行ってた学校で下火になってから行われた体育祭を撮影するのでこちら側の防備としてしていったんだけれど、何が大変って暑いし汗だくだし心配だしでもすぐにドロドロになるしで防備そっちのけで午前中もたないで外してしまった記憶がある。外だし大丈夫だろうってことで午後からはマスクしてなかったと思う。でも、今年はそうはいかないだろうな。学校内に入るだけでもマスクは必要だし、私もマスクなしで学校どころか自宅以外過ごすのはちょっと心配だし。でもそうなると真夏用のマスクはどうしたらいいのかって話になるわけで、サージカルマスクをする気はないしガーゼが何重にもなってるマスクはやだし、いくら薄い生地で作っても汗だくにはなるしな、って思ってたら100円ショップで売ってるネックガードのクールマックスでできてるものを利用して接触冷感マスクを作るっていう動画がアップされてた。

世の中同じことを考えてる人ってのはたくさんいるもんだ、とまた再確認したけど、暑い時期にできるだけ低コストで自分の好きな柄でマスクを作りたい、それを使いたいと思ってる人はいるわなーと感心した。

で、早速作って使ってるのだけれど、まぁ普通といえば普通、暑苦しくないし息苦しくもないから、今日このまま使ってみてガーゼマスクとどっちがいいか使い比べてみよう。


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