PCR検査陰性のち溶連菌

土曜日から発熱して日曜日も一向に下がらず、38度台から最高39度まで上がった主人の熱ですが、日曜日には県の発熱相談センター(というらしい)に相談して指示を仰いでくれって言われて月曜日まで待ってかかりつけ医に相談しろってなって月曜日にかかりつけ医に電話したら、そこのお医者さんではPCR検査をしていないのでPCR検査をしてからの判断になるってことで再度発熱相談センターに電話することになった。しかし平日なので全然電話がつながらず、ガイダンスで各市町村の保健所でも話を聞いてくれるっていうのでそっちに連絡してみたら、なんとワンコール経たないうちに電話に出てくれて経過を話すことができた。

かかりつけ医にPCR検査をしてからの判断と言われた、と伝えたところ、今までかかったことのある医療機関を尋ねられ、ここからは主人に代わって自分で応対してもらったのでそばで聞いていた話にはなるけれど、8年前にヘルニアの手術をした病院が市内ではPCR検査をしてくれる医療機関の一覧にあったとのことで、今度はそちらに連絡することになった。電話番号等は聞けば教えてくれるけれど基本すべて自分で調べたり診察券を持っていればそれで確認しなくちゃいけなくて熱が高くてぼやーっとしている体ではそれを受け答えしているのも大変そうだった。

保健所に発熱で相談してPCR検査を受けたほうが良いと判断されたのでそちらにお電話しました、と言ったら電話口に出てくれたスタッフの方はかなり気安い感じで「わかりましたー」と返事をしてくれたので、それまでほぼ2日間何もできない状況だったこちらとしてはものすごく安心したっていうのが第一印象で、8年診てもらってなかったのでかなり長く受診されてないですよねと聞かれたり今は違う医療機関で診てもらってるといってそこがPCR検査していないとわかって納得してもらったりして次に電話で問診するっていうので主人に代わり、折り返し対応の仕方を連絡するのでしばらくお待ちください、となって一旦電話を切った。

折り返しの連絡は10分くらい待ったあたりできて、11時半にその病院の救急入り口で検査するので時間になったら再度電話で連絡してくれってことだった。このときまだ朝の9時半、まだ2時間待たないといけないのかーと思ったのが正直なところだけれど、いずれにしろ進展できたことは確かなのでその時間まで待つことにした。主人の状態は熱は高いけれど普通に食事はできるし味覚嗅覚の異常はないし、節々が痛いのと喉の痛みが強くなってきた、というのが主でほかは咳も出ないし鼻水も出ない。なんか普通の風邪じゃないなとは思うけれどだからと言ってインフルエンザとも違うなーとは思っていた。自分の時のインフルエンザだと薬を飲む前でもいったん上がった熱が翌日がっつり下がってあとは全然上がらなかったのに土曜の夜からほとんど熱が下がらずにいるのは、これは自分の時のとは違うなという感じでいた。

診てもらえる病院には家から30分かかるので、11時前には家を出て病院前についてから連絡すると、スタッフが病院入り口で待っているので誘導してもらって所定の場所まで来てくれというのでその通りに動いたら道からすぐに入った場所に救急入り口があり、そこで車に乗ったまま最初にインフルエンザの検査を、次にPCR検査をした。誘導してくれたスタッフには運転手の私が対応したけれど、次に出てきた看護師さんはきっちり防護服を着ていて、おおこれが防護服、とまじまじと見てしまった。主人曰くインフルエンザの検査はさほど苦しくはないけれどPCR検査は太めで先がでかい綿棒が鼻の中にぐいぐいと入ってきて行き止まりのところをぐりぐりとこすられるのでものすごく苦しいし痛い、とのこと。その後何度も大人だからとか俺だからとか言いながら声を我慢して検査を受けられたけれど小さい子供や抵抗力の弱ってるお年寄りだと検査だけで参ってしまう、と言っていた。私には耐えられないだろうとか言ってるけれどそれはその時の話だとは思う。

検査結果は思いのほか早く、10~15分くらい待ったあたりで問診で伝えていた主人の携帯電話に来た。PCR検査は陰性だったので病院の入り口から入って診察をするとのこと。このときはまだインフルエンザの結果は教えてくれなくて、診察室というより治療室に主人だけ入り私は待合室で待っていることになった。結構待たされたのち、先ほどとは違う看護師さんが「溶連菌の反応が強く出ているのでそちらの検査をしているからしばらくかかる」という説明をしてくれた。溶連菌?聞いたことあるけれど知らない病名?と思い早速ググったら大人の溶連菌は結構ヤバいという話がたくさん出てきてまじかよ、と思っていろいろ検索してみた。どれが本当か、どれが主人に当てはまるかは診察してもらってるのでお任せするのが一番だろうけれど、まず出ていたのが発熱してから24時間以内に抗生剤を投与するとかなり早く改善する、といった記事で、すでに60時間は経過しているからダメダメじゃん、と思っていたら診察室から看護師さんと主人が出てきた。鎮痛解熱剤が出るのでそれを飲んでください、というけれどそれって抗生剤じゃないの???という疑問は聞けないまま薬局で薬をもらい帰宅することになった。薬局に行くのも熱がある人は電話して対応を確認してというので主人ではなく私が行くことになったけれど、一人で対応しないといけない場合はこれどうなるんだろうな?とこれも疑問に思った。

薬局では病名等は出ていないのでなんでこれが処方されたのかって聞かれたので、実は土曜日から発熱して一向に下がらなくて今日になって溶連菌と診断が出て扁桃腺炎って話ですっていうと、大変でしたねーと言われた。大変よ、マジで大変よ、日曜日に診てもらえて検査して溶連菌ってわかってたら抗生剤もらえたじゃん、とは思ったけど言ったって仕方ないので黙ってた。なんていうか、熱が出てなに由来かわからないからここまで慎重にしないといけないのはわかるけれど、手遅れになったらどうしようとか心配ばかりがずっと続いた3日間だったのでこれはどうにかならないのかって切実に思った。もしものことを考えて私も仕事休んだしこの先2週間入っている仕事(なんたって卒業シーズンですからね!卒業式の撮影どうするかって話)を取引先の営業さんと相談して代写を頼んだり、そっちも心配しなくちゃいけなかったのでちょっとどころじゃなく憤りを感じたりはするんだけれど、各方面に結果をお知らせしたらコロナじゃなくてよかったですねって言ってもらえたんでまぁ何はともあれって感じなんかな、とは思っている。

で、溶連菌は抗生剤がでれば早く治るけれど主人は鎮痛解熱剤しか出なくて調べてみると大概一週間で自然に治るっていう記載もあって、そんなもんなの?とこれも不審に思ってるんだけれどどういうもんなんでしょう?

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