若者から学びたい【Twitterスペース】
以前、たまたまTwitterスペースを開いているときに10代の方がに参加いただき、その方のお話を聞く機会があった。その時語られたストーリー、その考え方に、10歳以上歳の離れているスピーカーたちは驚いた。世間の価値観はそこまで進んでいるのかと。
最近私は、不定期でスペースを開きその場に集まった人たちからお話を聞くという活動をしているが、よくよく思い返してみると、30代以上の年齢がメインのトークになってしまっていたと思う。
それはそれで面白い。面白いのだが、あの時の10代の方から、社会的価値観の進化を見せつけられた、あの感覚が忘れられない。
ということで、あえて10代,20代のスピーカー限定にしてスペースを開催してみた。
若者への質問を考える
さて若い人たちを集めたところで(運良く8~9人ほどの若者が集まってくれた)どんな質問をすれば、議論が深まるかしらと考えた。
ので、最初にはとりあえず気になっていることを聞いてみることにした。
「同年代(20代くらい)ゲイの意見を発信している人だと、誰を思い浮かべますか?」
これについては前々から気になっていた。最近、Podcastで配信を始めるゲイの人が多いように感じるが、だいたい20代後半から40代という年齢層である(私が見かける限り)。若い感覚を発信している人はいるのだろうか。
この質問の答えに関して、すこしまとめたツイートがあるので↓に紹介
前半はネタなのですが、後半の「そもそもゲイという括りで、聞きたい発信者を探したりしないです。たまたま聞いていた発信者がサラッと語る、その人の属性にゲイがある感じです」
が、すごく面白いなと思った。
我々の感覚ではゲイの内容を発信する人は「ゲイの〇〇です」という、ゲイを前面に押し出すイメージがあるが、現代は誰でも「自分」を発信する時代、ゲイは自分の中の一要素でしかないという感覚らしいのだ。
「ハッシュタグのひとつに”ゲイ”ってのがある感覚ですかね」
といっていたのが印象的。
知らない言葉
「そういえば”シャイニーゲイ”って言葉知ってます?」
「シャイ…?」
ということで、結構内容を知らない人が多くて驚きました。自分が東京に出てきた7年くらい前は、なんとなく「全員が目指すべき姿」として張り出されていたイメージがあります。
現在はおそらく誰かの張り出した目指すべき姿に全員で向かっていくというスタイルではなく、自分で自分のなりたい姿をチョイスして目指していくスタイルなのでしょう。チョイス先が増えたというのかな、これって素晴らしいですね。
「タメ会ってあるんですか?」
「タメ…?」
ってのもあって面白かったです。
女々しい⇨「オカマ」というイジり
我々の学生時代は女々しい(?)とされていることをしている男性を「おカマかよ!」とイジることが定番化されていた。
20代の学生的には
「筋肉質の男子」を「お前ゲイかよ!」とイジる方が見てきたのだという。これは恐らく、ニコニコ動画とかの影響じゃないかという考察。
こういう変化も興味深かった。