「あかるく、かるく、やわらかく」

本は 本来、
そこに綴られた言葉は光となって
読む者の「心」を照らす。
読む「わたし」は言葉を読みながら
同時に「わたし」を見つめることになる。

でも、先日読んだ本、その読後感のなかで
改めて気がついたこと。
本は、やはりというか、その書き手に出逢うことなのだ。

一冊の本の誕生を支える、著者以外の存在もそれは大きくて、
その人たちのデザイン、コンセプトという「仕事」は、
つまり意図で、祈りで、著者への愛であって、
それらが読者に向かう虹色の橋。
本を包むその虹色の中で、読み手は著者の姿と出逢う。

人と人が出逢うとき(それが日常でも何らか作品を通してでも)
その一瞬の閃光は、実はずーっと続くもの。

出逢いの先に別れがあっても
別れのあとの出逢いであっても
それはきっと、ある意味で、出来事の一面でしかなくて
だから貴女にもっと早く逢いたかったとは
わたしは思うことはしないことにして、
今、こうして出逢えた喜びを感じています。

instagramで綴ったわたしの文章は、読み終えた直後のもので、
わたしはナオさんという女性に深く共感して、共鳴して
自分を深める宣言みたいなものをしてる。

でもね、今ここで改めて添えたいのは、やっぱり
中島ナオさんという人の、素敵さ。
出逢い手渡してもらえたと感じているもの。

「あかるく、かるく、やわらかく」

このシンプルで、リズミカルで、だからこそまっすぐキラリと光る
この言葉がナオさんの大切なメッセージと彼女の人生を
教えてくれているような気がします

せっかくこうして出逢えた。
だからわたしもいっぱい唱えていきたい

あかるく
かるく
やわらかく


たぶん、これからのわたしの日々に
なんどもなんども寄り添って
光になってくれると感じます。

やっぱり最後はこう、綴ろう。
ありがとうございます、ナオさん。
そして出版おめでとうございます!!

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大川久乃
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