[おすすめ歴史本] 明智光秀の完全版
【問題】
最も有名な歴史の出来事は何でしょう?
つまり、今までで最も映像化や書籍化された歴史イベントは何でしょう?
【答え】
調べていません。
そんな調査があればぜひ知りたいですが、個人的な推測では『本能寺の変』ではないかと思います。
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「…え、何それ?」、「何て読むの?」という方はさすがにこのブログにはいないと思います。
世の中には「織田信長を殺したのは誰ですか?」という質問に、「あー、自分歴史ちょームリっす。あ、あれっすか?坂本リョーマってやつ?」という人もいるかもしれません。
一昔前には、そんな永遠のビリギャルたちのクイズ番組が流行りましたが、本日はこのブログを面白いと感じるレベルの方向けに歴史のロマンをお伝えします。
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本能寺の変431年目の真実
30万部を超える大ヒット作ですが、これは「日本史専攻じゃなかったから」とか言い訳せず、日本人必読の名作だと考えます。
【問題】
我々が正解としてきた「本能寺の変」は誰が作ったのでしょうか?
【答え】
豊臣秀吉
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一瞬だけ超基礎知識のおさらいです。
本能寺の変とは、天下統一目前の天才兼魔王「織田信長」が、家臣の「明智光秀」のまさかまさかの謀反によって殺される、歴史上最大事件の1つです。
同じく信長の家臣で、その裏切り者明智光秀をあっさり殺し「敵討ち」した後、天下をいただいたのが「豊臣秀吉」ですよね。
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我々が正解として数え切れないほど見たり読んだり、教えられてきた明智光秀について。
実はその人物像や出来事まで、豊臣秀吉が創り上げていたところから本書は始まります。
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じゃあさ、結局犯人は豊臣秀吉ってオチ?と思うかもしれませんが、その「犯人は誰か」なんてどうでもよいほどの「歴史調査」が本書には描かれています。
舐めて欲しくないのは、私は歴史、特にこの戦国時代に関してはマニアを自負しております。
歴史小説や歴史研究本を読み漁り、実は歴史小説を自分でも書いています。
その私ですが、この歴史を徹底的に調査(研究とも次元の異なる)した本書は、目から鱗のバイブルとなりました。
何より推理本としてぞくぞくする面白さです。
だから歴史本にも関わらず異例のヒットを続けているのですが。
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【問題】
なぜこの本が「一生使える」なのか。
【答え】
これから普通に生き続ければ、「本能寺の変」に触れる機会は何十回とあるため
奥さんや子供とテレビを観ながら、「実はこれってさ」と語ってみてはいかがでしょうか。
まさに今の大河ドラマはど真ん中で明智光秀ですよね。これを読むか読まないかで全く楽しさが異なります。
もちろん、私のような無駄な歴史マニアから、一度きちんとそこらへんの歴史を頭に入れてみたい方まで、この1冊は忘れられない知識体系を与えてくれます。
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最後に、名前の通り、著者は光秀の子供の子孫です。
ですが、決して「秘伝の事実」などではなく、むしろ名前が邪魔しているぐらいの真っ当な調査です。
読み物としても1冊読み終えるだけで相当頭が鍛えられる、シンプルに言うと「頭が良くなった気がする」良作です。
数人のファン様のサポートがあって6年以上執筆続けてこられました。 本当に感謝です。 (無料読書は要らん)