【本】MUJI式 世界で愛されるマーケティング
きっかけ
・以下の本を読んだ結果、MUJIについてもっと知りたくなった
目的
・世界で独自のポジションを築いているMUJIがどのような戦略をとっているのか
・そもそもマーケティングってどういうものなのか
オススメ度
・★★★(星5つ中の3)
個人的ポイント
MUJIとは?(What's MUJI?)
1.ブランドなきブランドというコンセプト
2.特徴がないことが特徴
・「それ以外」というポジション
・「これがいい」ではなく「これでいい」
・個性の一歩手前
・1+1=1
3.理由(わけ)を伝える
感想
私も食品、生活雑貨、アメニティなどMUJIは大好きなんだけど、普段何気なくMUJIがイイなと直感的に感じていたもの(雰囲気とか)をうまく言葉にしてもらった。
つまり、上記の直感的に顧客が求めているところを、ロジックとして把握し、それを商品に落とし込み、市場に出すということがまさにマーケティングなんだろうね。商品一つ一つがMUJIらしさを持つのは、「コンセプトから想像する」ということが徹底されていることの現れ。
ただ、MUJIは、大勢のマスを狙うのではなく、MUJIを好きな人にターゲットを絞って狙っているのが面白い。(でも、MUJI好きって人は近くに一人はいるから、まぁそれなりに対象となる人は多いかもね。年代・性別は限定されていると思うけど。)
そして、規模拡大を狙うならば、本来的にはマスに受けた方が良いわけで、それをしないのもMUJIのコンセプトからくる戦略。だからこそ、「らしくない商品をなくす」ということが徹底的に追及される。表現的には「らしい商品を増やす」という表現を用いていないのもいかにもMUJIらしいなと思う。
最後に、最近ハマっているMUJ I商品の紹介。大体食べてみたけど、どれも素晴らしいの一言。ぜひ一度。
以上