Bling-Bang-Bang-Born/Creepy Nuts　covered by 手越祐也

手越祐也があげた最新動画「Bling-Bang-Bang-Born/Creepy Nuts　covered by 手越祐也」を拝見しました。
簡単にボーカルレビューを書かせて頂きます。
どなたでも最後まで読むことが出来ますので、共感されたら、スキマークや拡散をして頂けると筆者は喜びます　笑

Bling-Bang-Bang-Born/Creepy Nuts　covered by 手越祐也ボーカルレビュー

手越祐也の「歌ってみた」シリーズ。
今回は、『Bling-Bang-Bang-Born』Creepy Nutsのカバーでした。
一言で書けば、「うまい！」
それ以外にありません。
いつもこの人は、想定以上の完成度で動画をあげてきます。
今回も、前回のYOASOBIの『アイドル』同様、ライブでの一発撮りをそのまま動画にあげています。
こういうことが出来るのは、安定したライブが提供できている証拠です。これが、彼のソロアーティストとして優れた点ですね。

今回のカバーで上手いと感じるのは、出だしからの圧倒的なスピード感です。
この人は、リズム感が非常に良く、前へ前へとリズムが転がるように流れていきます。
フットワークに例えるなら、非常に「軽い」ということが言えます。
このリズム感の良さに加えて、日本語の滑舌の良さが圧倒的です。
この「日本語の明瞭さ」が、彼の歌手としての優れたところです。
普通なら、どうしても言葉が前滑りになりがちなのですが、彼の場合は、そうなりません。
フットワークの軽さと滑舌の良さが、ラップを歌わせても、VOCALOIDを歌わせても、リズムに乗り遅れることなく、歌い上げてくるところで、オリジナルをそのまま真似写しでカバーするというよりは、手越祐也の楽曲として非常に完成度の高いものを提示してくるところです。

私は彼のグループ時代をほぼ知りませんから、ソロ歌手手越祐也になってからしか、彼の歌を聴き込んでいません。
3年前に、この「歌ってみた」のYouTubeチャンネルを最初に拝見した時、手越祐也は歌が上手い、という評価しかありませんでした。
その期待を彼が裏切ることは、今までの間に1度もありません。
いつも私の期待以上の完成度の高さで動画を配信してきます。
当然のことながら、今回のカバー曲も非常に完成度が高いですね。
彼の歌声は、響きに混濁のないストレートボイスです。
ストレートボイスなのですが、よくありがちな透明的な歌声ではなく、艶のある響きが特徴です。
その為、歌声の響きが濃厚で、それがこの人の魅力に繋がっています。

毎回、新しい動画を拝見するたびに、新しい魅力を見せてくれる手越祐也は、歌手として進化中。
次の配信も楽しみです。

※
アーティスト手越祐也の歌声の魅力については、一度、深掘りして、魅力を分析してみたいと思います。

以下に彼の歌について書いた青春出版社の連載記事と、noteで配信した記事がありますので、まだ読まれていない方は、下記からどうぞ。