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食べる人たちの顔を見ること

昨日こういうnoteを書きました。

https://note.mu/hisako/n/n07878ba0606f

イベント自体は今日までなんだけど、私は昨日まで。

今日は明日から数日間、1年半ぶりにする作業の準備をしてました。

昨日のイベントを受けての感想なんだけど。

5月の終わり頃に遠野で友達たちと一緒に"勝手に漁師ナイト"を開いて以降、食べてくださる方々の反応を直接見る機会はすこしずつ減ったなあという気がしていた。

牡蠣の時期とすれば、夏場は身の状態が落ちることもあって販売を終える。
そうすると声を聞くのが減ってくるのも当たり前なんだけど、なんとなく食べる人たちへの実感が自分の中で得づらくなってたのが夏でした。

なので、昨日はひさしぶりに"食"を求めていろんな場所から来てくれた人たちと話しながら直接食べてもらって、喜んでもらえて。
それがすごくうれしかった。

食べてくれる人たちの反応だけを励みにすると、その言葉を聞かない時期になんとなく干からびてしまって、そこに重きを置きすぎるのは危ない気がしているんだけど。

それでもやっぱり、顔を直接見て、みんなに食べてもらって喜んでほしい。

私は自分に甘いんだけど、私の友達たちや食べてくださるみんなに喜んでもらえるおかげで、手を抜かずに黙々とできるんだと思う。
ほんとに感謝です。

普段たくさんの人と接する機会が多くない生産者たちが普段の作業をいったん置いてイベントをやるというのは、気力も体力もいること。

それでもたくさんの生産者たちが集まってイベントを開くのは、生産者たちも食べる人たちもお互いに顔を見て、話をすることが大切だからだとしみじみと感じるからなんだよね。

ここを大切に、これからも楽しんでやっていこうと思った日になりました。

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三浦 尚子 / Hisako Miura / ura
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