どれだけ愛情を注げるかが大事になってくる
この前、"届けたい人に届ける"ということをnoteに書きました。
生産者たちが生業として牡蠣をつくっているということは、生計を立てるための最終目標として「きちんと売れる」ということがいちばん大事になってきます。
なので、届けることも大事だけど、売ることも考えないといけないよなあと。売ることについてはわかっていないことも多いので、今日は小売についてのいろんな話を参考にして、今日は商品への愛情や売るときのマッチングなどをちょっとだけ考えてみました。
要するに、今日は私の勉強note的なやつです。
今日のnoteの要点をまとめると、主にふたつ。
前半 : 作ったものに対してどれだけ愛情を向けられるか
後半 : 情報を発信することであらかじめマッチングができる
結局は伝える云々の話なんだけど、マッチングってなんだかお見合いっぽい言葉だなあ。
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長野県で"わざわざ"というお店を経営していて、cakesで連載している"わざわざ"の平田さんの小売の話がめちゃくちゃ参考になったので、前半はその話。
平田さんがcakesの連載の中でこういうことを書いていたのですが、これを読んで腑に落ちたような気がした。
"これからは売りたいものを買いたいと思っていない人に売る時代に突入するのである。"
これだけいろんな物が溢れかえってたら、たしかにそうかも……。
本文中にもあったんだけど、重要なのは"伝えたいことや物に対して、どれだけ愛情を向けられるか"ということなのかもしれません。
物が溢れて少しずつ淘汰されていく中で、これからは作り手の気持ちや愛情を感じられる物が残っていく、はず。
だからこそ、牡蠣を愛でる気持ちはめちゃくちゃ大事だよなあと思う。
それがなかったら、いくら発信してもなんだかあんまり伝わらないものになりそう。
やっぱり、愛だね。
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そして、参考noteをもうひとつ。
最所さんのこの話。
私は服屋さんに入ってゆっくり物色したいタイプなので、いらないタイミングで店員さんに話しかけられるのが苦手なのですが、このnoteにもこういう文章が…。
"そして最近思うのは、自分も含めた多くの人たちがより『接客されること』に苦手意識を持つようになっているのではないか、ということ。より厳密に言えば、『知らない人に話しかけられること』へのストレスが、インターネットの出現によってより高まっているのではないかと思うのです。"
納得しかない。店員さん的によかれと思っていても、お客さんの必要なタイミング以外で話しかけられるのはなんとなく一方通行気味に思えてしまう…。
上の話もそうだけど、本文中でいちばん共感したのはここ。
"『これがほしい』『これを知りたい』『この人に会いたい』といった目的を持ってきていただくこと。そしてそのために、事前にお客様に情報を届けること。"
買う上で必要な情報や興味をひく内容をあらかじめ発信することで、それを見て興味を持ってくれたり、購入意欲を示してくれたりすることもあって。
接触するよりも前に、あらかじめマッチングが合っている状態というのは、買う方も売る方もなんとなく安心できるなあと思いました。
自分の例でいうと、ときたまOystagramを見てご連絡をいただく方々は、マッチングが合っていて話がスムーズなので、ものすごくホッとします。
売るということを考える上で、作り手の商品への愛情と買い手とのマッチングは大事だね。
あんまりまとまってないけど、今日はそういう話で終わります。
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最後に、昨日の愛でるツイート。
牡蠣を愛でたい気持ちが少しでも芽生えた方々は、#牡蠣を愛でる会 タグ使ってみてね〜〜。