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プログラミング学習におけるポモドーロメソッドの効能と賢い使い方

皆さん、ポモドーロメソッド使ってますか?ポモドーロメソッドは集中するための訓練としてよく使われるメソッドですが、実はこれ、プログラミング学習で使うと他にも色々なメリットの高い効能があるので、やり方も含めてご紹介します。

ポモドーロメソッドとは

改めてポモドーロメソッドを知らない方の為に、基本のポモドーロメソッドのやり方をお伝えします。

  1. 25分タスクに取り組む

  2. 5分休憩する

  3. 30分を1セットとし、4セットやったところで長めの休憩を取る

これが基本です。
ただ、私がやっていたやり方は集中力を高めるだけではなく、他の効果も狙ってポモドーロメソッドを使っていたので、今回は私がやっていたポモドーロメソッドの効能とやり方についてご紹介します。

ポモドーロメソッドの効能

私がプログラミングをする際にやっていたポモドーロメソッドでは以下の効能が得られていました。

  • 集中力が急激に引き上がる

  • 見積もりの精度が高くなる

  • 目標に届きやすくなる

ポモドーロメソッドを賢い使い方

それでは、上記の効能を得るためのやり方をお伝えします。

集中力が引き上がる

私が実践していたポモドーロメソッドでは、作業中に必ず音楽をかけるようにしていました。YouTubeにある【作業用】と書かれている音楽や、MixCloudで誰かがミックスした、30分以上の曲を選ぶ必要がないものを流すことが多かったです。また、毎回ポモドーロを開始する際に、それらの曲を最初からかけるのも重要なポイントです。これを繰り返すことで、特定の曲を聞くとスイッチが入るようになり、どれだけやる気が出なかったり体調が悪かったとしても、その曲を聞くだけで集中状態に切り替わる習慣が身についていました。いわゆる「パブロフの犬」の状態を意図的に作るような形ですね。個人的には、BPMが速い曲だとキーボードのタイピング速度が上がる感覚があったので、スピードを上げたい時はメロコア系、ゆったり作業したい時はアンビエント系を流して、気分や納期に応じてミックスを変えていましたが、最低でも4〜5ポモドーロ分は同じものをかけるようにしていました。

見積もりの精度が高くなる

ポモドーロに慣れてくると、見積もりがやりやすくなりました。このタスクは2ポモドーロくらい、このタスクは3ポモドーロくらい、と感覚で見積もっても、だいぶ精度は高かったと思います。おそらくタスクをこなしていく中で、どの作業が何ポモドーロで終わったかを測っていたので、それが身についていき、ポモドーロでの見積もりができるようになったのだと思います。また、1つのタスクをさらに細かくして、例えば10個の小タスクに分割できたら、「1ポモドーロで2〜3つくらいはいけるかな」と考えながら進めていたので、タスク分割と見積もりの精度が向上したのかもしれません。ポモドーロでタスクをどんどん片付けていく感覚が、結構ゲームみたいで楽しかったですよ。

目標に届きやすくなる

見積もりの精度が上がってくると、ゴールが見えやすくなるので、「今日はここまでやりたい」といった目標に届きやすくなるんですよね。また、30分サイクルというルールは変えずに、集中力が高くて調子がいいときは5分休憩をなくして最後まで作業し続けたり、そのまま次のポモドーロに突入したりしました。あと、長めの休憩はほとんど取らなかったですね。ランチ休憩はありましたが、1日のスケジュールをコントロールするために長めの休憩を取る必要はなかったですね。むしろ、目標まであと1〜2ポモドーロでいけそうなときは、「今日はあと2ポモドーロやろう」といった形で、その日中にタスクを終わらせやすくなりました。

まとめ

ポモドーロメソッドは便利ではあるものの、使い所がイマイチ分からなかったり、ルールがうまくハマらないという意見も少なくありません。そこで、30分サイクルという基本は変えずに、ある程度ご自身に合う方法や自分ルールを適用することで、うまく活用できる場合があります。このあたりは、実際に試してみてやり方を調整しながら、皆さんが一番効果を得られる独自のポモドーロメソッドを見つけていただければと思います。ぜひ挑戦してみてください。

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