大分・宮崎ドライブ旅 Day2 宿泊:大分県大分市
これは前座のお話になるんですが、ホテルの朝食バイキングがめっちゃいいことに最近気づきました。正確に言うと前から薄々思ってはいたんですが、ちょっと宿泊代が高くなる代わりに、朝食に確実にありつけるし、観光地とか地方都市のちょっといいとこのホテルだと、県の名物料理が出てきたりするんですよね。Day1の福山で泊まったホテルではあまりそういうのがありませんでしたが、Day2の大分ではとり天やだんご汁を食べることができました。行き先の関係でうまくありつけなかった名物も、ホテルの朝食バイキングで食べられたケースがちょくちょく。だんご汁なんかは特にそうでした。ありがたや。後日宿泊するアパホテルですら名物を出してくれたので、時間とお金に余裕のある方はぜひ、ホテルの朝食バイキング、いかがでしょうか。
大分・宮崎旅と言っておきつつまだたどり着いてもいないのですが、Day2も夜になるまで到着しません。まあでもドライブ旅もメインの一つと考えれば、契約不履行ではないはず。
宿泊地の福山を出発し、尾道からしまなみ海道に入るところまでは決めていました。行きしなにしまなみ海道の一部が通行止めというお知らせを見かけ、一瞬「もしかして瀬戸大橋の方まで回っていかないといけないのでは……?」と不安になりましたが、よく考えればしまなみ海道は高速道路、それとは別に一般道がないと各島の方の生活が成り立たなくなります。一部区間で一般道に下りないといけなかっただけで、無事に四国に渡ることができました。ちなみに四国上陸直前に、来島海峡SAに寄って景色を見たり、ちょっとお土産を買ったりして休憩していました。このSA自体、すでに愛媛県今治市に入っているので、しまなみ海道で経由する島々はほとんどスルーしたことになります。着いてから今治の観光地を調べた結果、途中の大島に有名な神社があったようなのですが、引き返すのも違うなと感じ、断念したのでした。
しまなみ海道経由で四国に降り立って、最初に通るのは愛媛県今治市。タオルが有名なところですね。松山が結構海沿いにあるイメージだったので、いきなり松山に行けるのかと勘違いしていましたが、全く違いました。
実は当初、Day2は松山で一泊の予定で、かなりのんびり行ける行程でした。調べる段階で道後温泉が松山市の中心部から比較的近いところにあることが分かったので、せっかくなら温泉に入ろうという目論見だったのです。ところがそんなに悠長に構えていると、肝心の九州で時間が取れなくなってしまうので断念、松山は通り抜けるだけに変更しました。その代わりと言ってはなんですが、お昼を食べるがてら今治観光をしてきました。
最初に向かったのは今治城。中心部から比較的近いところにあり、アクセスしやすかったです。
・海に面しており、海水を引き込んだお堀
・入口の門が二重で、三方を櫓で囲んだ構造になっており、守りが非常に堅い
など、のちの江戸城や大坂城など、時の君主が住まいとした城のモデルになるほど完成されたお城、とのことでした。実は私は神社ほどではないのですが、お城を巡るのもまあまあ好きで、初めての観光地に行くととりあえずお城探しがちだったりします。今治と言えばタオルだけではない、ということがよく分かったので、歴史マニアにはぜひおすすめです。
さて、あとは今治タオルを一枚買えればいいだろう、あわよくば昼も食べたいとお店を探したのですが、うまく見つからず。結局イオンモール今治新都市を訪れました。旅行でイオンモールに行くのかよ、もっとあるだろと思われるかもしれませんが、侮ることなかれ。どこにでもあるのは間違いないのですが、地元のファミリー層や学生が多く訪れる場所なので、だいたい何でも揃うようにできているんですよね。加えて地方のイオンモールあるあるでめちゃくちゃ広いのですが、広すぎるわけでもないので、散策して地元に根付いているのを感じやすい場所でもあります。
タオル美術館の本拠地は今治駅や今治城からちょっと離れており、これから九州に渡る予定でフェリーの時間も予約している人間が立ち寄ってじっくり眺めるのは無理がありそうだったので、このイオンモール内にあるタオル美術館のショップに寄るのにとどめました。ちなみにショップ自体は全国各地にちょくちょくあり、東京にも何店舗かあるようです。(じゃあここで行った意味は……?)
腹ごしらえも済ませていよいよ九州へ。事前に愛媛側・三崎港までは結構距離があるという話を聞いていたのですが、身をもって理解しました。松山市から途中までは高速があるのですが、大部分をバイパスか下道で行く必要があり、何とか間に合ったもののギリギリセーフかアウトか、といった時間でした。一応救済措置として、予約時間に間に合わない、あるいは早く着いてしまっても、予約のお客さんや車を乗せた後で余裕があればねじ込んでもらえるようです。朝から夜は23時まで、毎時1便運航しているので、焦って事故るくらいなら最初からスパッと諦めた方がよい、ということは言っておきます。私も最初は諦めかけていましたが、ギリギリ滑り込めたので結果オーライ。車一台乗せても8000円くらい、所要時間も1時間ちょいと短めなこともあって、なかなか快適な船旅でした。気になる方は「国道九四フェリー」で検索。
大分側・佐賀関港に着くと、そこから大分市中心部までは車で一時間ほどです。ところどころ道が暗くて不安なうえ、郊外の景色が割と中心部に入る直前まで続いていました。コンパクトな地方都市って感じなのかな?大分市に詳しい方がいればぜひ教えてください。
イオンモールでお昼を食べたのがちょっと遅かったこともあり、夜も遅めの時間に大分駅構内の居酒屋でいただきました(酒は飲めないのでなし)。図らずもここで鶏の炭火焼きを食べることができました。宮崎名物じゃんというのは置いといて、大人になるかならないかという頃から炭火焼きの香りのよさが分かる人間になったので、大変良かったです。「もも炭火焼 じんた」というお店でしたが、有名だったりしますか?
そんなこんなで、Day2の夜にしてようやく目的地の九州上陸を果たし、ここから南下していきます。引き続き1日ごとに分けて記事を書いていこうと思うので、よろしければ見ていってください。
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