執筆報告:2023年11月度
「ただひたすらに短編ネタを消化し続けていた2023年前半ですが、後半は長編更新ラッシュとなっていきそうです。」と先月言っていたのを、今見ました。大嘘です。やっぱり短編のネタを思いつくのが止まらず、思いつくと書きたくなってしまうんですよね。もちろん長編ネタとしてプロットを書いたものの、どうにも長編化できなさそうだと感じたネタを短編に回す、なんてこともやっているのですが。長編は無理せず、更新できそうなときに隙を見てという感じでやっていきたいと思います。
それでは、2023年11月の執筆報告です。
2023年11月度
執筆文字数:76797文字 <10月:67881文字/差 +8916文字>
(5094632文字→5171429文字)※月間執筆文字数ベスト更新
内訳:
・note記事×1
「執筆報告」
・ウマ娘二次創作
「もんじゃ焼きじゃダメなんです【ヒシミラクル】」
「淀の花嫁【ライスシャワー】」
「若妻ステークス(OP/東京2LDK)【メジロアルダン】」
・ノクターン短編×5
・長編
21作目(宝くじ母娘)→6~8話
note記事は執筆報告のみでした。今月は短編にぞっこんだったので、noteの方は放置気味でしたね。やっぱり複数サイトを一度に面倒見るのは難しい……。
ウマ娘の二次創作は、ヒシミラクル、ライスシャワー、メジロアルダンの3篇。
ミラ子はこれまで育成実装されてきたウマ娘のどの子にもない「ふつーさ」を持っていて、ミラ子だから書けそうな話があったので、近いうちに書かねばと思っていました。トゥインクルシリーズを卒業することになり、さすがにここらでふつーのウマ娘として無難にスポーツ系大学生になりたい……と思いつつ、どうやらトゥインクルシリーズで活躍したウマ娘はドリームトロフィーリーグに行かないといけないらしいので進んだら、それは勘違いで全然普通にふつーのウマ娘になれました、ってことで今日も今日とてトレーナーさんに面倒を見てもらいながらトレーニングです、みたいなお話。ミラ子と言えばお好み焼きのシーンで「さてはシロウトだな?」と言ってのけたのが印象的だったので、ちゃんとお好み焼きをトレーナーにおごらせるシーンも入れてみました。
ライスのSSは、結婚式直前を迎えたライスが実の姉に最後の身支度を手伝ってもらっているシーンを切り取ってみました。ちょうど、ウマ娘の架空のきょうだいを登場させるという着想をツイッターを見てて得たところだったので、これはライスの話に使おうということで書いたもの。やっぱりライスにはウェディングドレスを着てもらって、今まさに幸せの頂点を迎えようとしている、なんてシーンが似合っていますね。
アルダンのSSは、いったんここらでネタに走ってみよう、ということで書いてみました。アルダンのイメージは(おそらくアルダン推しの絵師さんの影響で)新婚ほやほやの若妻、というのが強く、他のウマ娘も巻き込んでのドタバタ劇になりました。実はウマ娘のSSを書く時、一人称とかトレーナーや他のウマ娘のことを何と呼んでいるのか調べるのですが、やはりアルダンはメジロ家で平成三強世代付近とあって、そこの絡みがメインであることが分かって驚いた記憶があります。今回のアルダンのSSには、巻き込まれたウマ娘としてアヤベさんとフラッシュを出してきたのですが、いずれともどうやら絡みがないらしく。本家ウマ娘はそのあたりの時空が歪んで、結構世代が離れていても同学年扱いだったりするので、たぶんこの三人も同学年くらいだろうと思って書いたのですが。やはりゲームでのお手本がないと、どう絡ませるのが自然か考えてしまって、難しさを感じたところはありました。とはいえ、絡みがないウマ娘どうしを「推しだから」という理由だけで絡ませられるのが二次創作のいいところですよね。
ノクターン短編は何と5つ。ウマ娘SSと合わせると1ヶ月で8篇書いていることになります。本当に頭がおかしい(褒め言葉)。ミラ子のSSは半分くらい前月から書けていたので、そこをノーカンにするとしても7篇。
普段からこれくらいの量書ければいいのですが、なかなかそこまで出力が安定しないのが困ったところですね。暇で家に引きこもっている時間が長ければそれだけたくさん書けるのかというと、そういうわけでもないので。やっぱり出先でもスマホじゃなくて、キーボード入力でガシガシ書けるポメラとか、小さいノーパソとか買うべきなのかな……いやでもそこまで投資して力入れるほどかなあ……と悩んでいます。
長編は3話分更新。そこまで大作にする予定はないのですが、この調子だと12月もまた短編をたくさん書いてしまいそうな予感がするので、年内完結は約束できなさそうです。自分なりのペースでのほほんと頑張ります。
次はいよいよ2023年ラスト。今年はひたすら短編を書き殴ったこともあり、年間で見ても過去最高文字数を記録していたりします。この記録を少しでも伸ばせたらなあと思っています。
そして12月で、私が創作を始めてちょうど10周年になります。もう十年かという気持ちと、まだ十年なのかという気持ちがありますが。書くジャンルの幅が広がったり、少ないながらもいろんな人と交流してみたり、少しずつでも毎年成長できているのかなあと思ったりします。物書き、あるいは作家としてこれからどういう道を歩んでいくのかは分かりません。もしかすると近いうちに急に飽きてぱったりとやめているかもしれません(よほど私生活や仕事に忙殺されない限り、それはないと思いますが)。ただ、確実に物書き界隈に爪痕を残したいという初心は忘れずに、次の十年もやっていけたらなと思っています。
それでは、今年もあと一ヶ月。頑張りましょう。