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執筆報告:2024年6月度
6月はたくさん書くぞ、と意識していたわけではないのですが、仕事が忙しくなるのが確定していたので、書ける時に書こう、何とか短編のストックを減らそうと動いた結果、とんでもない数の作品を生み出すに至りました。今回の報告は少し、いやそれなりに長くなると思いますが、ご了承ください。
2024年6月の執筆報告です。
2024年6月度
執筆文字数:118974文字 <5月:71087文字/対前月比167.4%>
累計:5668648文字
2024年累計:464242文字
これだけでも、とんでもないことをしたというのがお分かりいただけると思います。今回から対前月比で文字数が何%かという数字を出そうと思いますが、5月に7万字書いた上でのこれですから、いかに人間の限界に挑戦していたかが分かります。
内訳:
・note記事×2
「執筆報告」
「#環月紅人を倒せ杯 全感想」
こちらはほぼいつも通り。後述しますが、個人企画にいくつか参加していましたので、そちらの参加作全感想をnoteにて行いました。
・ウマ娘二次創作×7
「ゴールインまではもうすぐで【エアグルーヴ】」
「”弱くなる”のが、怖くて【キタサンブラック】」
「妻になったクラウンに甘やかしてもらうASMR【サトノクラウン】」
「目指せ、メジロから俳優を【メジロドーベル】」
「麗しく、憧れであれ【フジキセキ】」
「覇王の終わり、第二幕の始まり【テイエムオペラオー】」
「タキオンちゃんの薬のせいで、ブライアンちゃんと体が入れ替わってしまった話【サクラローレル】」
ここから化けの皮がはがれていきます。
エアグルーヴSSは、衣装違いがジューンブライドだったのに引っ張られてか、スズカの結婚式に出席する日に、自分も元担当トレーナーとの結婚秒読みであることを意識する話になっています。ご多分に漏れず、私もトレーナーとお付き合いするウマ娘の話を書きがちなのですが、ブーケトスを一度は書いてみたいと思っていたので、無事達成できて満足。
キタサンブラックSSは一転、シリアス調のお話。アニメ3期で「ウマ娘のピークアウト」が取り上げられたのに影響を受けたものになっています。比較的短めの作品ではありますが、これが本来の「奈良ひさぎの作風」に近いのだと感じます。全年齢、R18に飽き足らず、ウマ娘の二次創作でもそれをやるのかと言われると、ちょっと引け目はないわけではないです。
クラウンSSは読んで字のごとく。ASMRの台本風のお話に挑戦してみました。なぜだか彼女はASMRが似合う気がする。単なる私の趣味ですかね?
ドーベルSSは学園卒業後、俳優を目指そうとまい進する話。名優といえばマックイーンの二つ名ですが、有り体に言えば男性恐怖症のドーベルが、自らドラマ出演に挑戦するさまを書きたいなと思っていました。
フジさんとオペラオーのSSは、ちょうど映画を見たことで影響され、書こうと決めたもの。フジさんは弥生賞の後ケガをして復帰が絶望的と分かった頃の話、オペラオーはラストランをもって完全なる世代交代を告げられた直後の話。二人とも書くとしたらここだろうな、という構想があったうえで、比較的早い段階で形にすることができました。
最後のローレルSSが実は一番未完成でくすぶっていたネタでして、タイトルからしてネタに走った側の展開だな、というのがお分かりいただけると思います。毎回こういうネタで書ければ苦労しないんですが、ウマ娘自体が史実をもとにしている以上、どうしても史実寄りの話を書きたいと思うこともあります。こればかりは理解してくれとしか言いようがない。
・R18短編×8
ウマ娘SSの数が普段3~4本/月だというのに、今月は7本。そしてこちらも規格外の本数。もちろん全部が全部8000~10000文字級のヘビーなものというわけではなく、5000文字程度のコンパクトなものも多いのですが、それでもこれだけネタを形にしたというのは、自分のことながら引いてしまいます。おかげで長編に脳のリソースを割く余裕がだいぶ出てきました。
・ブルアカSS(R18)×1:陸八魔アル
お前ブルアカのSS書くのやめたじゃん。そのはずだったんですが、アルだけは心残りがあったので、せっかくこれだけ書いているのであればと思い、形にしました。ものすごいペースで短編を出していたものですから、いつにも増してツイッターでの投稿通知が雑になっていた気がするのですが、こちらのアルちゃんのSSについては投稿しただけで、もはやツイッターでの宣伝すらしていないという始末。それでもかなり見てもらえているあたり、アルが相当な人気キャラで、いろんな人にアンテナを張ってもらえているんだなと実感しました。
・全年齢短編×8
「那智瀧を望む」
「???」
※第21回坊っちゃん文学賞 応募作品
「この身長差と恋心は、追い越させないっ」
※環月紅人を倒せ杯 参加作品
「チオペンタール」
※奈良ひさぎ個人企画【倫理観の加減乗除】 参加作品
「ぼくの師匠は元聖女様で、元悪役令嬢。ついでに、元大魔術師」
※血統主義の集い 参加作品
「だって、毎日おいしいものが食べたいから。」
「騎士団長の婚礼」
※騎士団長ヒーロー企画 参加作品
「心の穴、特効薬」
こちらも8件。ほとんど個人企画に参加した作品です。
「那智瀧を望む」はGWに那智に行って以来、ずっと書きたいと思っていた作品。R18もいいけど、私小説をいい感じに書ける作家になりたい。そう思う今日この頃です。
また、公募にも思い切って参加しています。本当はあたらよ文学賞の方にも出したかったのですが、思いついたネタがいまいちで、月末締め切りまでに書き上げられなかったため、断念しました。また別の機会に。
・カクヨムエッセイ×1
「『メズマライザー』ウルトラヒットから考える、「考察されがいのある作品」の価値」
ちょうど『メズマライザー』をYoutubeで見つけ、中毒性のあるリズムに激ハマりしていた時期でした。ハマったのはいいのですが、異常なほど考察が各所でされていて、「これって本当にいい流れなのか……?」と思ったのが本エッセイを書いた発端です。もちろん『メズマライザー』に関しては、かなり意図的に考察してねポイントが散りばめられているように感じたので、あれこれ考察される方が作者陣営としては本望な可能性がありますが。
・新しいことやりましたリスト(カクヨム):更新
・書き出し祭り参加作品を紹介するエッセイ:完結扱い
・「???」:書くしかないひとたちによるエッセイ集(#書くしか) 応募作品
・長編
リバース=システム(書き溜め中):進捗なし
宝くじ母娘(ノクターン):進捗なし
長編作品については残念ながら進捗がありませんでしたが、6月にだいぶ短編を書いて、溜まっていたネタもかなり消化できたので、長編の方に力を入れたいと思っています。特に宝くじ母娘の方は2月あたりに最後の交信をして以来、すっかりほっぽり出してしまっているので、これを優先的に完結まで持っていきたいところ。存在を忘れているわけではないのですが、どうにもシングルタスクしかできない人間のようで……。7~8月には何とか完結させたい意思。
以上、6月に書いた作品のご紹介でした。
短編のネタはだいぶ減り、供給(思いつくもの)も少なくなっていることから、ほとんどがウマ娘の二次創作SSの構想になっています。以前のように、何とかウマ娘の二次創作は月2~3本を目標にしたいところ。何にせよ、長編の更新再開をまずは頑張りたいと思っています。
ちなみに、2023年の総執筆文字数は646484文字。2024年は半年経った現時点で464242文字ですので、このまま行けば楽に記録更新できるペースです。なんならちょっとサボってもいいくらい。ですが、継続的に作品を提供できるようにはしたいので、気持ちは変わらずやっていきたいと思います。
それではまた、次回の報告でお会いしましょう。