小さいうちは大人が決めよう
シュタイナー教育というのは、自由な教育ではなくて、自由への教育であります。そして、自由への教育とは、大人になった時に自分で考えられる人へと育てる教育です。もちろんこれは目標であって、いわゆるシュタイナー教育を受けたら、必ずそういう大人になれるというわけではありません。残念ながら(笑)。
自分で考えられる人、つまり自由な人とは権威主義でない人です。ごく簡単に言ってしまうと、周りに流される人ではなくて、一緒に流れていく人。そして必要とあらば、自分一人でも流されない人です。前回の