ドネゴロウ

地方の小規模校で異年齢複式学級によるシュタイナー教育?を実践中! 大学で油画を学んでい…

ドネゴロウ

地方の小規模校で異年齢複式学級によるシュタイナー教育?を実践中! 大学で油画を学んでいる時にシュタイナーと出会う。 スイスで言語造形とオイリュトミーを学んでオイリュトミストとなる。 群馬県出身。

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メルヒェンは子どもと大人の教育書

シュタイナー学校や幼稚園に通っていなくても簡単にできる子どもと大人の学びを紹介します。 核家族化の進む現代の子育て実践において、相談できる個人やサークルが存在するのは、素晴らしいことですよね。子育てに行き詰まったとき、気軽に相談できる存在というのは、非常にありがたいものです。ただ、内的には、ある程度の距離を持って付き合うことが大事なのでは無いでしょうか?つまり、依存はしないということです。「へーそういう考え方もあるんだなー。」というこころの余裕は欲しいですね。 いわゆる教

    • 小さいうちは大人が決めよう

      シュタイナー教育というのは、自由な教育ではなくて、自由への教育であります。そして、自由への教育とは、大人になった時に自分で考えられる人へと育てる教育です。もちろんこれは目標であって、いわゆるシュタイナー教育を受けたら、必ずそういう大人になれるというわけではありません。残念ながら(笑)。 自分で考えられる人、つまり自由な人とは権威主義でない人です。ごく簡単に言ってしまうと、周りに流される人ではなくて、一緒に流れていく人。そして必要とあらば、自分一人でも流されない人です。前回の

      • 素朴で賢いたましいの子どもを育てる3つの原則

        地方の小さなシュタイナー学校で教育実践して、はや7年がたとうとしております。異年齢の複式学級でクラス運営をしておりますので、いわゆるシュタイナー教育のカリキュラムをそのまま使うことはできず、日々苦労しております。 しかし、この異年齢の複式学級によるシュタイナー教育のカリキュラムを考えることは、とてもクリエイティブなことだと思っています。これがうまくいくと地方で、小規模でも学校の立ち上げがしやすくなるからです。 いろいろと細かなこだわりが見られがちなシュタイナー教育ですが、

        • 地方で小規模シュタイナー学校を立ち上げることについて

          地方での教育の選択肢がもっと欲しいと思われている方は、日本全国にたくさんいらっしゃると思います。もちろん、それぞれの方がそれぞれの教育観をお持ちだと思うので、「学校はこうあるべき」「教員はこうあるべき」「学校づくりはこうあるべき」なんてものはさまざまだと思いますし、それでいいのだと思います。 ただ、この『べき』っていう強制は偉そうで嫌ですね。教育を考えるときには、まずこの『べき』を捨てたほうがいいと思いますね。大事なことは、教育の選択肢が増えることだと私は思っています。

        メルヒェンは子どもと大人の教育書

          地方の小規模シュタイナー学校設立前夜

          今からちょうど7年前に私のシュタイナー学校づくりは始まりました。 私の現在の職場は、もともと長いこと大人のシュタイナーサークルでした。手仕事をやったり、オイリュトミーの先生をよんでクラスを開いたりしていました。 私がそこにやってくる3、4年前、ある時、そのサークルで親子クラスを開こうということになり、ベテランの幼児教育の先生がそこに招待され乳幼児のための親子クラスがまずできました。 その親子クラスに集まった保護者の中に、たまたま運営能力のある人達がいて、次にシュタイナー

          地方の小規模シュタイナー学校設立前夜